見出し画像

5/15-21

5/15 雨のち曇り
16日の帰り道に書こうとしているけれど、もう記憶がない。上司とのやりとり、負担はかかっているけれどそんなに辛いわけでもないのに涙が溢れそうになる。それさえもすべてが悔しくてたまらない。
夜納豆ごはんとなめこのお味噌汁だけじゃ足りないよなぁと思いながらも作るのが面倒でそれだけで済ませてしまう。昨日から観始めたリア突WESTが面白い。やわうどん巡りをしたくなってEにお店の情報を送ったり。『海をあげる』を読んでもまた泣く。早く寝ればいいのにSNS中毒。

5/16 晴れ
昨日からうっすら頭の片隅にあったことだったけれど、気づいたら「いつこの会社やめようかな」と考えていた。少し前までは、いまの生活を、ひとり暮らしを続けたいからとりあえずはこの会社で働かなきゃと思っていた。この生活を続けたい=この会社にいなきゃいけない、と考えていたけれど、そんなことないだろうし、そう考えている自分が嫌になってきた。会社の嫌なところ、たくさんある。でも、それが見え隠れするたびに目をつぶってきた。見て見ぬふりをしてきた。この仕事が向いているかどうかはまだわからない。でも、この会社には向いていないのかもしれない。向いていると思いたくない。みんな、どういう思いで会社と向き合っているのだろう。会社が好きなのだろうか。それとも、無理をしてお金をもらうためだと割り切って働いているのだろうか。そんなひとが、世の中にどれほどいるのだろうか。今日は一年に一度の給与事例面談なのに、こんなことを考えている。いや、だからこそかもしれない。
お昼を食べながら堀さんのweb連載を読む。

わからなくても近くにいてよ、と思う。勝手だろうか。近くにいてよ、ってまんまJ-popの歌詞じゃないか。近くにいてほしい。無理でも、いたいと思ってしまう。ロマンティック・ラブを地で行く自分、それをつよく求めようとする自分、相手とどんなふうにどうあることが「いい」ことなのかわからずに、いつも自分ばかりが理解や共感を得ようとする。夫はそれを、求めない。わからなくてもわかりあえることを、あんたはもう知ってるっていうのかよ。わかりたいのは、安心したいから。嫌われていないか、関心を向けられているか、つねに不安なのだ。その欲求はとても未熟で、けれど根源的なもののように思う。みんなこの不安とどうやって向き合っているのだろう。どう、やりすごしているのだろう。

堀静香さん 『わからなくても近くにいてよ』

ぜんぶぜんぶよくて、いつの間にか泣いていた。最近心が弱っているのかな、泣いてばかり。落日もよかった。

5/17 晴れ
今日は気温が30℃まで上がるらしい。勤務前にのんちゃんが表紙の美stを購入。美容に特化した雑誌を買うのは初めてかもしれない。ふと今日の日付を入力したときに、一言当番だったことを思い出す。思い出した途端動悸が止まらなくなった。ただ朝礼のときzoom越しで2,3分おすすめの本について話すだけなのに、こんなにも緊張している自分がとても滑稽。綱島から歩きながらどの本について話すか悩みに悩んで、こだまさんの『ここは、おしまいの地』を選ぶ。話す内容がまとまりきっていなかったので、ちゃんと伝えたいことまで話せずに終わった。その後の仕事はとくに、波風もなく。家に帰りながら「明日は休みだな、なにをしようかな」と考えるけれど、悩んでいる時点で引きこもることはほぼ決定事項だったり。今日は薄手のシャツ一枚だったけれど、夜の空気も温かった。今年も短い春だった。シャワーを浴びて、ギリギリまで迷った夜ごはんはクリームパスタを作って、昨日のイキスギさんを観ながら食べる。あんなにたくさんのひとの記憶に残り情熱が注がれ続けるラーメンとは一体どれほど美味しいのか…ラーメンを食べるひとをみて泣いたのも初めて。その後は片付け諸々を済ませて、ソファで僕のマリさんの『まばゆい』を読んだ。中学時代に好きだったひと、きょうだい、親友について書かれたところがとてもよかった。

5/18 たぶん曇り
8時半ごろに目が覚めて「だが、情熱はある」を3話分観る。その間に一昨日注文したwestのカレンダーが届いた。またカレンダーをめくる生活がはじまる。山里亮太の自己分析がすごい。演じるふたりが本人たちにとても似ていると好評だけど、そのふたりをあまり知らないからわからないのが少し悔しい。1時間ほどお昼寝をしたり堀さんの連載をノートを書き写したりして、乗代さんの『それは誠』を読む。まとまった時間ができたときに必ず、と思っていた。今日も梨ちゃんの作業用動画を流しながら。とてもよかった。最近読んだ小説のなかで一番好きかもしれない。途中からわたしも一緒に日野にいてあれこれを共にしているような気がしたし、なにより彼らのことが好きになっていた。終わり方も良くて…あぁ、わたしもこんな青春を送りたかった。こういう話に弱いんだな。単行本がでたら絶対に買うし、ほかの乗代作品も読んでみたい。
お昼ごはんを食べていなかったので19時くらいにはごはんを食べて、シャワーを浴びる。21時ぴったりに更新されたwesTubeを観る。ウィンクキラーの神様が降りてくる小瀧望、濵ちゃんも最高だった。次回は待望のドライブ企画、たのしみ。寝る前にれいんさんの『虎のたましい人魚の涙』を読み始める。

5/19 曇のち雨
今日一言当番だったKさんが金城一紀さんの『GO』をおすすめの本として紹介していて、それはわたしも好きな本のひとつだったのでとても嬉しかった。画面越しでそれが伝わったらいいなと、いつも以上にニコニコ頷きながら聞いていた。今日の仕事もまぁまぁ。まだ人数が多い中、スタッフさんが「みんなちょっとうるさいよ!?声のボリュームもう少し落とそうよ」と話していて、100人近くの子がいれば騒がしいのは当たり前だと思っていたからそんなことをいうのか…と驚いた。箕輪ではそんなことを子どもたちに向けていうスタッフさんはいなかったし、比べるつもりではないけれどこういうところで現場それぞれの違いを感じるし、わたしはそんなふうに注意はできないなと思う。誰のためのキッズなんだろう。子どもたちのために言っているの?それともスタッフが働きやすいように子どもたちに制限をかけていくの?そんなつもりはないのかもしれないけれど…綱島にきてこう感じることが増えて少し息苦しい。
夜は久しぶりにお風呂に浸かった。ごはんを食べながら観たwestん家の濵ちゃんに癒された。更新されたストチューブを観て声を出して笑った。れいんさんを少し読んで日付が変わる前に眠った。

5/20 雨のち曇り
5:50、リアルな夢をみていた気がするけれど起きたらモヤモヤっと消えてしまった。仕事がはじまり、パソコンを開いているとTA上長から電話。最初の用件は違ったけれどどんどん脱線して気づけば30分、でも綱島で感じている違和感を少し話すことができた。午後のスタッフ会議では20人ものスタッフさんが集まってくださり緊張。せっかく学生さんも参加してくださったのに、もっと前もって話を聞いておけばよかったと始まってから後悔。帰り、学校の近くのスーパーで買い物をしたら普段まいばすで買うよりも圧倒的に安くて楽しくなった。最寄りのホームに降り立つと、近くの競技場でサッカーの試合があったようで人人人。駅を出ても人人人人。道が人で埋まっている。人の流れに逆らうように歩いていると酔いそうになるので、下を向いて進んでいるとぶつかりそうになる。邪魔をしていると思いつつも、この道の突き当たりが家なんだもん、仕方ないじゃないと心の中で言い訳をする。誰に対してだよ。なんだかどっと疲れた。部屋に着いても動く気にならないのでwestん家を観てひと笑い。お昼を食べた時間が遅かったので夜ごはんは食べずアイスだけ。今日で『にき』と『心がなければ幸いだ』を読み終わる。朝が早かったからか22時を回らないうちから眠たい。明日どうしよう、このままだとまた引きこもりそう。

5/21 晴れときどき曇り
昨日は結局ラジオで初回Bに収録されているメドレーが初解禁されるということで、それを聴くために24時半くらいまで起きていた。8時半前に目が覚めて、お腹が空いていたのでパンを焼いてラストマンの4話を観る。1時間のドラマを観終わっても9時過ぎ、窓の外は青空が広がっていてこのまま家にいるのはもったいないと、無性に出かけたくなり、お昼前から準備をして文フリへ行くことにする。準備をしながら例の件のことを考えてしまう。推しのひとつはきっと事務所を辞めても6人でやっていけると勝手に思っている。でももうひとつの推しは、名前すら変わってしまうのだろうか。昨日のラジオで濵ちゃんが10周年、20周年に向けての話し合いをしたと教えてくれたらしい。どうかこの先もずっと7人で笑っていてほしい。なにより、どちらも"アイドル"という職業に誇りを持っているひとたちだから。
文フリでAちゃんと落ち合う。1時間ほど早く来ていた彼女はすでにたくさんの本を買っていて、人の多さと熱気にやられていたようだった。一緒に会場を回ったり別行動をしたりで15時。


2023年5月文フリ、戦利品


満足いく収穫があったので会場を後にして、どこか座れる場所を求めて平和島方面へ歩き出し、迷った挙句今日もファミレスへ。ごはんやドリンクバーを繋いでお互いのマシンガントークは続き、気づけば21時半を過ぎていた。途中で「いまめちゃめちゃいい話してたよね!?」なんて言ったりするけれど、そのときにはすでに話した内容は記憶からこぼれ落ちていて、それが少し勿体ないような、でもそれでいいような気もする。こうやって繰り返しながら、お互いの考えを擦り合わせたりしていくのかな。回り回って「ずっとさびしいよね」という話をするのもいつものこと。あと今日の進歩としては、つぎの文フリに出店したいねと話したこと。よくある口約束にはならずにすでに実現に向けて動き出しそうな予感で、またひとつ楽しみが増えた。ファミレスを出てからは、昼間の暑さとは打って変わって心地よい風が吹いていてずっといまがいいと思った。知らない街の夜を歩きながら、ふといま自分がどこにいるのかわからなくなったりして不思議な感覚だった。二十歳を超えてから、誰かと本音で話すとき必ずといっていいほどお酒を介していた。けれど彼女と会っているときはそれがなくて、なくても話したいことをそのまま伝えたり受け取ることができて、ずっとこうやって誰かと一緒にいたいと思っていた。彼女のことが好きで、できればこんな関係がずっと続けばいいと願っている。『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』は近いうち読む。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?