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うたかた

昨夜は今まさに寝ようと思ってたところに地震があって、なんだか寝るタイミングを逃してしまう。少し写経をして、その後は本を読んだ。結局、2時頃まで起きていた。

今朝は8時頃に目が覚める。昨日はずっと雨降りだったけれど、今日は朝から良いお天気。最低気温は1度。寒くてなかなかベッドから出られない。部屋が温まるまで30分ぐらい布団の中で本を読む。予報だと今週末あたりから暖かくなりそう。寒いとなんだか気まで滅入ってしまいそうで、冬はあんまり得意じゃない。雪は白くて奇麗だけれど。

2日ぶりに外に出る。今日はなんとなく気が向いて、いつもとは違うスーパーへ行ってみる。家からは徒歩15分。長い陸橋を渡るとスーパーが見えてくる。フリースを着て外に出たけれど、風が冷たくて心が折れそうなった。手袋を家に置いてきてしまっていたから、上着のポケットに手を入れて歩いた。遠くにはまだ真っ白な山が見える。

冷たい風に立ち向かいながら、なんとかスーパーまで辿り着く。途中で引き返さなかっただけでも大きな進歩だと思った。

買うものは決まっていたけれど、久々に来たからどこに何が売ってるのかわからない。店内をぐるぐる回る。ほうれん草が安かったからカゴに入れる。バナナ以外の果物も食べたい気持ちはあるものの、今月は本をいろいろ買ってしまったからお財布がペチャンコになってる。いちごはもうちょっと我慢する。

お弁当やお惣菜は、いつも行ってるスーパーの方が充実していて、なんだかあまり美味しそうにも見えない。しばらくは自分でご飯を作ってみようと思う。

納豆と豆腐、卵、ほうれん草、ジャム、ヨーグルト、アルフォートを買う。朝は甘いものを食べないと目が覚めない。最近のお気に入りはファミリーサイズのアルフォート。美味しい。鉄板だと思ってる。

いつものスーパーでは売ってないアヲハタのトラディショナルが売ってて嬉しかった。お総菜売り場で見つけた「たこ焼き」が少し気になったけど、お腹の調子があまりよくないので買うのをやめた。久しぶりに自分でご飯を作ったら美味しくて、調子に乗って少し食べすぎたからなのかもしれない。きっと、急に食べ物がたくさん入ってきて、胃がびっくりしたのだと思う。

子供の頃は野菜に全く興味がなかったけれど、大人になってからはピーマンも人参も大根もニラも好きになった。今は野菜があれば生きていけそうな気がしてる。

いつもと違うスーパーのレジで緊張したけど大丈夫だった。ジャムのコーナーがなかなか充実してたから、次に来る時はジャムを買う時かな。


家に帰ってお茶を飲んでから少し写経をした。朝はコーヒー、午後はお茶を飲むことが多い。最近のお気に入りは緑茶とほうじ茶。無印の「黒豆」のお茶が気になっていて、無印良品週間だったから買ってみようと思ってたら売り切れだった。残念。。

本を読んで、買い物に出かけて、洗濯をして、ご飯を作って、お風呂にも入って。普通の人ならごく当たり前のことだけれど、こうして毎日ちゃんと続いていることが奇跡のように思える。

またできなくなったらどうしよう、という気持ちと、明日もきっと大丈夫という気持ち。そのせめぎ合いは、これから先もずっと続くのだろうと思う。

この先どうなるんだろうという漠然とした不安がいつも心の中にある。でも、今はひとりじゃない。きっと乗り越えていけると信じてる。抜け殻だった自分のことを、そっとすくいあげてくれた人がいる。

丁寧に、毎日を生きて、生まれてきたことに感謝しよう。

今週は通院とデイケアと訪問看護がある。図書館と本屋さんにも行きたいな。







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