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おいしいごはんが待っている

おいしいもの好きな主婦そよそよの暮らしにまつわるエッセイです。月2回以上更新◎ 赤ちゃんがやってくるということ、子どもとの暮らし、夫婦のこと、シンプルでおいしいレシピ、瞑想、フ…
心が軽くなる、かもかも🦆🌲🌲🌲✨
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#フランス語

Les roses de la vie / 20231216

こんにちは* みなさま、お元気ですか? 今日は夫の誕生日。私もみぃちゃんもかなり前から楽しみにしていました。 生きなさい 私を信じてくれるなら 明日を待たないで 今日からすぐに 人生の薔薇を摘みなさい ルネッサンス期のフランスの詩人、ピエール・ド・ロンサールの言葉です。

旅はお家

おはようございます☀ おひさまじりじり、あめざぁざぁ...。 台風も来て、なかなかタフな夏。 みなさんいかがお過ごしでしょうか。 おなじ街に暮らしていても、みんなそれぞれ見ているもの、感じているものは百種、千種。 この頃は、この街の中でどこに長くいたいかを考えるようになりました。 初夏に出かけた長野に心を掴まれて、いつもの街に帰ってきてもいろんなものが新鮮に映る…。 日常は旅みたいだし、旅する場所は家のよう。

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8月もおいしいごはんが待っている

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フランス暮らし パン屑はどこへ🥖

おはようございます🦢🌲 今日も井の頭公園は木漏れ日がきれい。こんな日はこの場所〈おいしいごはんが待っている〉で何か書きたくなります。 公園って、その国の雰囲気が存分に感じられる場所かもしれない...。 最近、そんなことを思います。 日本には、鳩やからすがいて、春には桜、冬ならさざんか、と、多くの公園で似たようなものが見られます。フランスでは、たっぷりと太った鳩がいるけれどからすはそんなにいなくて、春は桜よりもミモザの季節、黄色い水仙やレンギョウを見かけたりと、黄色い花が

フランス暮らしの思い出 教会で雨宿り、ぺこぺこのお腹とスパイスの香り

初めての海外はフランスでした。 東京に行くのでさえソワソワしていた大学生の私が、フランスのボルドーへ留学したのは2003年のこと。 それはちょうど、フランス人のお財布の中身がフランからユーロに変わったときでした。 私にとっての見知らぬお金はフランス人にとっても新しく、「フランならいくらだっけ?(C’était combien en franc ?)」という会話が聞かれるような時代。初めて手にしたユーロは、使う度に楽しかったのを覚えています。円とは大きさも手触りも違う、おも

パリに愛されるひとたち

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Life is living you.

⭐︎ 2017年、秋の京都を訪れた。 駅を降り、四条の方へ歩いていると、ひとつのフレーズが目に飛び込んできた。 「いま、いのちがあなたを生きている」 と、日本語訳がついている。 よく見ると、それは東本願寺の看板だった。 歩いても歩いても何度でも目に入るように、間隔を空けて何枚も同じものが設置されている。 いま、いのちが わたし を生きている。 わかりそうで、完全にはわかりきれない文の目的語を少し変えて呟きながら、かつて住みたくてたまらなかった街を歩いた。私はこの街に

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