優しさ

優しさって何だと思う?って、バイト先のお客さんに聞かれた。(深夜バイトの所じゃなくて、4年生から始めた新しいバイト先)

なんの話の流れだったかは覚えてないけど、私も結構お酒が回っていたころだった。
その時私は、想像力が豊かなこと、と答えた。

でも行動が伴わなかったらダメじゃない?って言われた。確かにそうだ。そうだなぁと深く納得した。

だから、私の思う優しさとは、想像力が豊かで、それに伴う行動ってことで落ち着いた。

想像力が豊かっていうのは、相手の立場になって考えることができたり、人の痛みや気持ち、想いを感じとることができたり、人の行動を予測できたり、ということだと思う。色々例を挙げだしたらキリがない気がするので、ここらへんで。

相手の立場に立って考えることができるなら、不必要に相手を傷つける発言や言動はしない。
人の痛みや気持ち、想いを感じとることができるなら、人に寄り添うことができる。
人の行動を予測できるなら、気遣いが生まれる。

ただ、これらは、この前お客さんが言ってくれた、行動力が伴わないと優しさには変わらない。
だって、相手の立場に立って考えることができて、言ったらだめだと判断しても、口に出してさえしまえば(言わないという行動が伴わなかったら)、結果として優しさにはならない。
(あれ、相手を傷つけないことって“優しさ”なのか、、、?とこれを書いてて思ってきたけど、まあこれはまた考えよ、、)

と、なると、想像力が豊かなだけでは決して優しさにはならないことが分かる。
というか、想像力が豊かでも、行動力が伴わないとむしろ残酷だ。お客さん、ナイス。大事なことに気付きました。

ただ、私は想像力が豊かなこと、のほうが大切だと思う。豊かであればあるほど、良いことだとは思わないけど、想像力がないと優しさはそもそも生まれない。想像力がない人の自称優しさは、ただの自己満足だと思うから。(それが良いか悪いかは別として)

ちなみに、お客さんはどれだけ自分を犠牲にできるかって言ってた(意訳)。
社会に出ると、また考え方は変わってくるんだろうな。

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