カイリキーとグラードン
この前、就活やり試験やりであんまり会えてなかった大学の友達と一緒にご飯を食べました。
一回話し始めたらまー止まらんくて、18時半に集まったのに気づいたら朝の4時。
振り返ってみたら男子大学生ありがちな恋愛事情や下ネタそして下ネタと我ながらにくだらん話ばっかしよったなぁーと。
そんな中でNintendo Switchのポケモンの話になって、その時に思い出した話を一つ。
5歳の時、自分はポケモンのサファイアに爆ハマりしていました。
相棒はカイリキー。
他のポケモンには見向きもせず、カイリキーだけを最強にしようと頑張っていました。
そしてようやく辿り着いた 100レベ。
達成感から家族に自慢して、友達にもみんなに自慢して回っていました。
まるで自分がカイリキーであるかのように。
しかし、その一週間後に事件は起きました。
ある日幼稚園から帰って、ゲームボーイを開くと愛しのカイリキーがBOXからいなくなっていたのです。
圧倒的喪失感。
わけがわからず、おそらく犯人であろう家族みんなに問いただしました。
「カイリキーがおらん!!!!!!」
そしたら兄(3歳年上)が言いました。
「あ、カイリキー弱そうやけんグラードンと交換したったで。サファイアはカイオーガしか捕まえれんけんな!」
なんだとおお。
もちろん5歳の自分は大泣き。
愛しのカイリキーが「あああああ」とか言うふざけた名前のグラードンと交換されていたんですから。
まあこんな話が過去あったわけです。
今考えてみたら、なんであんなにカイリキーが好きだったんでしょう。
今の自分なりに考えてみたところ、おそらくあの力強い体とその技に強い憧れがあったんだと思いました。
5歳の時の自分の夢は大工だったので、体の強い人間になることをどこか夢見てたんだと思います。
ところがすっとこどっこい。
今となっては「筋トレは世界有数の無駄な行為」なんて言っちゃうような、そして春からは大工とかの肉体系ではなくバッリバリにデスクワークな仕事に就こうする人間に様変わりしています。
人生、ほんとに何があるかわかりませんね。
まあその時々で楽しめたらそれでいいや。
p.s. 未だにカイリキーとグラードンが交換されたことは根に持っています。
それでは、今回はこのへんで。
おおたにけいき
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