タイドラマ「who are you」

絶賛タイドラマに度ハマリ中のワタクシですが、一番推しというか、これは凄いドラマだ!! というドラマ「who are you」ぜひ見てもらいたいので、完結に感想なんぞを織り交ぜて書かせていただきます。

※ネタバレもありますので、ご了承ください。


そもそもこれをみようと思ったきっかけは「krist」が出ていたからです。
彼が出るドラマでBL要素のないものってどんな演技をするのだろうという半ばミーハーな気持ちで見ました。

正直に言いましょう。ミーハーな気持ちで見ないほうがいいです。
最初から心がしんどい、折れそうになります。
青春ラブストーリーを期待しつつみていたら、女の子がケーキのデコレーションをされるといういわば「いじめ」からスタートします。クラスの女子からいじめを受けている主人公「マインド」がそれに耐えられなくなって、どんなに立ち向かっても耐えられなくなって限界がきて、川に飛び込んでしまうんです。

そして目を覚ますと、そこには知らない「母親」となのる女性がいる。
助けてもらったが、記憶喪失になり、生活をしていくうちに、自分が「ミーン」ではなく、「マインド」だと気づいていくんです。実は主人公のマインドには生き別れの双子の姉がいて、その子がミーン。ここが物語の複雑さを出しています。マインドは自分の記憶をもったまま、ミーンとして過ごすことになります。一応クラスのみんなには記憶喪失で解らないというテイで過ごしていくんですが、徐々におさなじみの「ナティ」がおかしい、ミーンじゃないみたいだと勘付いていくんです。でも接していくうちにマインドがナティに好意を寄せていく。でもナテイはミーンだと思って接している。この辺の葛藤がマインドの切ないところ…!!
自分を押し殺して過ごしているときに、転校生がやってくる。その転校生はマインドがいた学校のいじめの首謀者「ティダ」。
まさかの運命、マインドが一度人生をリセットし、ミーンとして過ごすことで再スタートしたと思ったらまた悪夢が始まるという展開。ティダは「マインドが生きてる」と思い込み、でも周りが「この子はミーンだ」というのでティダは必死にマインドだという証拠を探しまくります。もうそれ執着してるよね、好きだよねっていうぐらいマインドちゃんに絡んでいきます。どんだけいじり倒したいんだよと。マインドも過去のトラウマがあるので、彼女の前でミーンのふりをする、強気の態度をとっていたんですが、やっぱり悲しくて泣いてしまうんです。怖くて。泣いてしまうんです。そんなときにクラスのいつも寝ている「ガン」がおちょくりつつ、心配してくるんです。マインドだということも知っていくうちに守らないとという使命感がでてきたり、ナティもティダからあの子はミーンではなく、マインドという双子の妹だと知らされ、葛藤するも守ろうとします。ここのkristの演技が最高にいいんです…! マインドの心を守ろうとして大けがしているにもかかわらず、助けに行く。水泳選手に一番大事な肩をダメにしてまでも…はぁ尊い。

というのもつかの間。入院中にマインドがお見舞いに来るんですが、ナティは自分の大事なものを失ってしまい、八つ当たりしてしまうんです。肩を壊したことで選手生命が途切れるかもしれない、自分が好きだと思っていた人は知らないひとだった、彼は大事にしていたものを失ってしまうんです。やるせないですよね、あの涙綺麗すぎるんですよ、横顔、すべてのアングルからみても綺麗。儚い。尊い。前髪ぱっつんすぎるところもほんと、尊い。
EP12は本当に胸が締め付けられるほど切ないシーンが多くて、なんで両片思いなのに、報われないのぉと。

それはさておき、そんな中、なんとミーンが帰ってくるという。
まさかのですよ、死んだと思っていたミーンがじつは生きていて、ここから話がどどどっとどんでん返しになります。ミーンがティダに対して妹にしてきた復讐をするんです。ほんと強気な女の子、ぎゃふんといわせてくれーとおもうぐらい容赦ない言葉をティダに向けます。すごいです。

あとはもう最終回18話までみていただければ、この話の伝えたいことは解ると思います。あ、18話まであります。ほんと、終始切ないシーンばかり、主人公は泣いてばかりいて、楽しくないとか思ってしまうかもしれませんが、18話で、「ほんとによかったねマインドー!!」と拍手を送りたくなります。彼女が幸せになっちゃいけないなんてないよなと。

話の構成はなんか、衝撃のラストを迎えて次につなげる感じと、ミステリアスな場面のサントラ。オープニングのミステリアスなところ。こうなんていうかダーク感がでているような感じ、すごいすきなんですよ、あの演出いつまででも見ていられる。
マインドとティダ、ミーンとティダ、ナティとガン。この組み合わせででてくるところとかが、この物語を見せてくれているような気がします。
タイドラマはオープニング、エンディングすべてに全話のネタバレサムネが入ります。でも、全然いやにならないんですが、Whoareyouもまた、いい感じのシーンを織り交ぜてしてあります。とにかくオープニングがすきです!!あの不気味さ、ダークさがあっててすっごい好きです。鬼リピしたいぐらいです。

あとは、主人公を演じた「Namtarn」が本当に演技が上手い!!
内向的な妹マインドと強気な姉ミーンの双子を一人でやりとげるのと、映像のなかに二人が同時にいるという演出、合成力すげぇなタイ!!

ダークな内容だけど、ちゃんとどんでん返しがあり、ハッピーエンドで終わるので、最初はくじけそうになりますが、そんなマインドの心をいやすナティがとてもかわいらしくて、凄くかわいくて、前髪かわええのぉ~ってなります。

話の大本は「学校でのいじめ」が一番かと思いますが、青春時代の若者が味わう失敗や挫折や妥協などが繊細に描かれていて、日本にも通じるものがあります。いわば3年A組みたいな感じもあります。主人公の双子設定も私的には好きです。マインドちゃんが一人じゃないという勇気の一つになればいいなと思ったり。
あと、いじめる方にも苦しみがあるんだということも描かれています。ティダをぎゃふんといわせてぇー!とおもってましたが、18話で、ああ彼女も戦ってんだなーと思ったです。

最後、マインドへ謝罪をしようとするんですが、マインドがその言葉を言わさないようにするんです。「私はあなたの気持ちを知っているから聞かない」みたいな。それって一生言わせないという罪をかぶせるというのは謝りたいのに謝ることを許さないという苦しみを与えるというのはマインドなりのティダに対する反抗なのかもしれないなと。ごめんって言いたいのに言わせないのは凄く辛いかもしれない……まぁごめんですんだら警察いらないってぐらいのことしてるからね、それくらいはね。

さて、whoareyou「貴方は誰ですか」ですが、これは主人公のマインドとミーンを表しているのだと思います。それと、自分自身を見直すという意味もあるのかもしれませんね。私は誰なんだろう、どんな人なんだろう、という。深い話です。

サントラもいいしオープニングもいいですが、エンディングも最高です。
とてもよい、とてもいいですが、「forget to forget」というタイトル。忘れることを忘れる。深いです…。要は覚えている忘れられないということですよね…。忘れたくても、忘れられない。その曲に合わせて、マインドとナティのいろんなシーンが流れていきます。これ最終回見た後に見るとすごくうわぁあああってなります(´;ω;`)泣けます(´;ω;`)

とりあえず、全話みていただければ、この作品の良さは解ると思います。
最初見たときは「あなたの番です」みたいだなって思いました。なんていうか不思議な雰囲気で、サントラも彷彿させる感じで、物語の最後に怒涛の展開が起きたりして、こういう作りは見ている側はハラハラするし早く一週間こないかなーと思います。それのおかげで土日は深夜1時まで起きていたという。

ちなみに私はナティマインド推しです。
もちろんです。ミーンが横取りしたとしてもマインドに譲れよーっていうと思います。マインドが幸せにならないといけないお話なので、ここはもうナティの気持ち次第だと物語が進むにつれて思っていました。
なので、ほんと、よかった、あのバスのなかでの再会、ほんとに拍手したよ~ガン君の切ないシーンもギュッときたけども、いろんな方向から切なさがあったけど、ちゃんと着地していたお話です。

いいたい事たくさんあるんですが、とにかくkristがかっこいいし、肌がきれい。水泳競技中の胸板なんかもう白くて透明感あって、やばい。あと、目が綺麗。肌綺麗。笑った顔かわいい。頭くしゃってするしぐさとかやばい。
(結局krist目当てじゃねーかよ)

ダークな話が大丈夫な方は楽しんで見れるかと思います

Who are you Ep1  1/5
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

youtube.com/watch?v=sSUpXylSOX8

最初からとばしてます。泣きます。
ティダ。最低~。

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