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パーソナルプロジェクト

引っ越ししてから家でも本を読めるようになった。
この週末は「ハーバードの心理学講義」を読んでいたのだけれど、読みやすくていま求めている内容だったので、あっという間に読み終えることが出来ました。

自己の人生の質を分析するツールがいくつか登場するのですが、一番コアになるのがパーソナルプロジェクトで、これの内容が人生の質を決めるのでメンテナンスしてオワコンのプロジェクトに囚われ続けるのをやめましょうといった内容になっています。

本の構成も、1章~8章は9章、10章に書かれているパーソナルプロジェクトの評価や構成要素を理解する為に必要な前提知識を手に入れるための話になっています。

パーソナルプロジェクトは互いに関連することもあり、多くのパーソナルプロジェクトと関わりがあって、人生そのものと言えるくらい重要なパーソナルプロジェクトをコアプロジェクトと表現していました。

特にコアプロジェクトがオワコンになっている場合、人生の質への影響が大きいそうです。

枯れてしまったプロジェクトは見直しをして、プロジェクトの進行過程で手に入れた能力を使ってリフレーミング(リストラクチャリングの方がしっくりくる?)することで、生き返ったり、新しいプロジェクトに生まれ変わったりするようです。

プロジェクトって言うとビジネスちっくなイメージだけど、この本の中で使われているプロジェクトは日課レベルのモノからライフワークまで含んでいる、個人がこだわって継続していることのイメージでした。

今、自分のパーソナルプロジェクトを見てみるとコアから末端まで殆ど死滅している事が分かったので、リストラクチャリングを急いだほうが良さそうだなと思いました。

仕事、住まい、生きがい、趣味、人生の目的などなど… 世の中で変えないほうが良い印象があるものも、ライフサイクルを終えたと感じたら見直す必要があると感じました。

この考え方はやましたひでこさんの「断捨離」に凄く似ている概念だと感じます。モノだけではなく、コトも断舎離しましょう。

※実は断捨離の事はあまり詳しくないので、解釈を間違えていたらそっと教えていただけると嬉しいです。

📷府中にある浅間山公園(せんげんやまこうえん)を散歩していて見かけた切り株

写真を撮ったのは何となくでしたが、朽ちた木からキノコが生えている姿が、オワコンのパーソナルプロジェクトを養分にして新しいパーソナルプロジェクトが立ち上がることに似ているなと思いました。

府中にはストラテラを貰いに行っています。長年通っていて初めて先生の表情を見ましたが、いつもの威厳有るイメージよりもずっと照れ屋で柔らかい雰囲気の人でした。

また、こちらの発言でコロコロ変わる表情を見て、人はこんなに環境に反応するものなんだとも思いました。

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