脚本④
[キセキ]
もうダメかと思った
毎日毎日走り続けて
ときには息切れして歩いてしまったり
立ち止まってしまおうかと考えた
見えないゴールを信じて
遠回りもたくさんした
派手に転んで笑われたり
何人の人に追い抜かれた
心も体も傷だらけ
でも諦めなかった
何度も自分と向き合い
自分の弱さに絶望しながら
力が欲しい...
力が欲しいと...
突然、そのときは来る
まるでシャッターが降りるように
扉は閉ざされた
もうお前はここまでだよ
そんな声が聴こえる
何が起きても挫けなかったココロが
今にも粉々になりそう
ふと気が付くと光が見えた
そしてボクを呼ぶ声
そうだ ボクは一人じゃなかったんだ
たくさんの声が聴こえる
まだ...やれるだろ?
新しい扉が生まれ
新しい道が開ける
さぁ ここからが本当のはじまり
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