見出し画像

新卒1年で退職した話

前回に引き続き、新卒時代のお話をします。
もっと踏み込んだ、退職のお話です。

「給与が低い」「休みがない」「大変」これらのことはホテルマンに対して世間一般にもたれるイメージだと思います。1年という短い期間ですが、経験してみて本当にそうだなと実感しました。

私もそれは解っていて入社しましたし、もちろん得られることもあるので前向きな気持ちでした。

ではなぜ退職したいと思うようになったのか。
理由は大きく4つありました。

1.周りの社員のモチベーションが低すぎる

入社前から、同期の間で「もう辞めたい」「こんな会社、3年もいないよね」という会話が時々交わされていました。
これは今思うと異常だと思うのですが...

最初は周りがどう言っていても自分は頑張ろう。逆にライバルが減ってラッキー。そう思っていました。

ですが入社して気づくのですが、同期のみならず先輩たちのモチベーションも低すぎたのです。

・お客様相手の職種にも関わらず、出勤時間はギリギリ
・配属1ヶ月の後輩に責任を押し付ける
・先輩同士の喧嘩を職場に持ち込む  etc...

2.目標や尊敬できる人がいない

少し先ほどと似ていますが、誰1人として将来像に当てはまる人がいませんでした。

・余裕がなく周りを見れずに八つ当たりをする
・人によって露骨に態度を変える
・挨拶を返さない

他にも山ほどありますがこの辺で...

ホテルは人の入れ替わりが激しい職種ですが、特にいい人ほど早く辞めていきました。配属された時には2人ほど慕っていた先輩がいましたが、わずか1ヶ月後に続けて退職。本当に誰ひとり、いなくなってしまいました。

3.年功序列や方針への不満

よくある日本の古臭い企業といった感じですが、年功序列でした。若い社員が意見しても聞く耳も持たず、むしろ意見するなと言わんばかりに高圧的な態度をとっていました。

また人事部が本当に役立たずでした。後でパワハラの話が出てきますが、パワハラを受けた際、人事部へ相談にいきました。その時言われたことが今でも忘れられませんが、

「あなたが辞めるより〇〇さん(上司)が辞めた方が損が大きい。あなたは〇〇さんの生み出す利益を作れるの?無理でしょう。」

確かに1年目と課長では、圧倒的に課長の方が売上を作れるでしょう。何年も会社にいて知り尽くしているのですから。ただあくまでそれは現段階の話。将来的に私の方が上回る可能性もゼロではないですよね。

そもそも、相談に行ってもこの言われようでは呆れてしまいました。何のための人事部だろう、と。

他にも複数の同期が人事部に相談に行きましたが、同様に跳ね返されていました。私だけでなく、全員に同じ対応をしているのを見ると根本的に合わないと感じました。

4.上司からのパワハラ

あるあるかなとも思いますが、私もパワハラを受けました。深くは話せませんが、私の上司は以前訴えられたことがあったそうですが、懲りずにパワハラをしてきました。パワハラは本当になくなるべきですね。

退職を決意したひとこと

これらのことから、入社後わずか2ヶ月で既に転職しようと何となく考えていました。しかし、石の上にも3年との言葉通り、3年は同じ会社にいるべきという風潮で悩んでいました。やりたいことも定まっておらず、「忍耐力のない奴と思われるかも」「やっぱり勇気がない」と考えすぎる日々...

そんな時、Instagramのストーリーである言葉が流れてきました。
ふとフォローした竹花貴騎さんの言葉。
「目の前の上司が10年後の自分だ。嫌なら行動に移せ。」
(こんなニュアンスだったかと...🙏)

そうか、このままだと自分は10年後、この上司みたいになるんだ。
絶対嫌だ・・・!

そう思ったんです。
そこからは不思議なことにスッと気持ちが軽くなりました。

行動できずに悩んでいる方、将来像がわからない方、そして奮い立たせたい方に、竹花さんのストーリーはとってもオススメです。とても刺激的です。

今回はここまでです。
長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございます🌈

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?