女性によって作られたアルバム150選(NPR)
久しぶりにジョニ・ミッチェルが人前で演奏を行ったり、サマソニでちょっとした炎上があったり。といったところで思い出したのが5年前にNPR(米国公共ラジオ放送)がまとめた「女性によって作られたアルバム150選(The 150 Greatest Albums Made By Women)」。
1964年から2017年までに女性アーティストが制作した偉大なアルバムという視点で、NPRの選考委員たちが150枚のアルバムを選んだものである。
スポーツなどと違って体力的な性差が影響しない分野である大衆音楽のロックやソウルでも、本当についこないだまで、女性は歌い手以上の役割を与えられてこなかった。
評価されるのは美人だ、色気がある、声がキレイだ、歌がうまいといった評価軸。
でもこのリストを眺めてみると、歌い手からサウンドクリエイターへ、他の女性たちのロールモデルへとその役割を強めて行くなかでたくさんの素晴らしい音楽が生み出されてきたことを再認識させられる。
まずはトップ10。
No.1は少し前に22年ぶりに人前で演奏し元気な姿を見せてくれたジョニ・ミッチェルの「Blue」。
その他のトップ10は以下のとおり。
Joni Mitchell / Blue (1971)
Lauryn Hill / The Miseducation of Lauryn Hill (1998)
Nina Simone / I Put A Spell on You (1965)
Aretha Franklin / I Never Loved a Man The Way I Love You (1967)
Missy Elliott / Supa Dupa Fly (1997)
Beyoncé / Lemonade (2016)
Patti Smith / Horses (1975)
Janis Joplin / Pearl (1971)
Amy Winehouse / Back To Black (2006)
Carole King / Tapestry (1971)
白人とアフロアメリカンが半々になっているのに特に意味はないと思う。
以下トップ30までリストにしてみた。最終的にはNPRの元記事を読んでもらいたい。内容的には納得できるものの、かなりマニアックなリストである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?