見出し画像

カズさんが「サッカーをした実感がない」と吐露した理由とは。インタビューをフルでお送りする貴重な番組は「おとフト」です。【よりぬきおとフト】

40分以上のインタビューも余すところなくお届けするのがおとフトです。

25日にFMおとくにで放送する「おとフト」。今回特集するのは21日に行われたJFL第17節のレイラック滋賀FC対アトレチコ鈴鹿クラブ。あの三浦知良選手、キングカズが今季初めてアウェイでの試合に臨みました。数多くのファンが布引グリーンスタジアムに駆けつけてくださって、すごい雰囲気で試合ができました。感謝あるのみです。

ただ、結果は2-2と引き分け。レイラックは勝ち点1のみを手にし、夏の中断期間に入ることになりました。

開始からまもなくレイラック側のハンドによって鈴鹿がペナルティキックを獲得し、エース人見選手に先制ゴールを許すスタートになりました。

前半アディショナルタイムには五十嵐理人選手のクロスボールから森本ヒマン選手がクリーンなヘディングシュートを決め、レイラックが1-1に追いつきます。

しかし後半開始まもなく、再び鈴鹿がネットを揺らします。クロスボールからの混戦を経て、ペナルティエリアでこぼれてきたボールを人見選手が押し込みました。

ただ、その後3人同時交代を行うなど流れを変えにかかったレイラック滋賀がペースを掴み、三浦知良選手がピッチに出てきた鈴鹿を押し込みます。

そして平尾壮選手のコーナーキックの流れから途中出場の角田駿選手がゴールに押し込み、レイラックが再び同点に追いつくことに成功しました。

これによってさらに攻撃のペースを高めようとするレイラック。しかしカウンターを狙ってくる鈴鹿のプレーもあって、なかなか追加点を奪えず。そして90分を消化し、試合は2-2のスコアで終了することになりました。

「今日はほとんどディフェンスしかしていない」

試合後、途中出場した三浦知良選手は以下のように話していました。

「今日はほとんどディフェンスしかしていない感じでした。残りの30分は攻撃の形がほとんどできなかった。ボールを触る機会も少なかったですし、守備に追われてしまったかな。その中でも何回かクロスが来たりとか、そこが合えばという場面もありましたが、いい形ではボールを受けられなかった。

僕が入ってすぐに追いつかれて、それからはほとんど相手のペースだった。でもアウェイですし、負けるよりはいい。1ポイントを持って帰れる。そこは賢く戦わなければいけなかったですし、全員で守るという意識が最後は強かった。

自分のプレーができたかどうかという点で言えば、ディフェンスもそうです。ボールを持ってシュートを打つだけがそうではない。最低限そういうことはやらなければいけない。ただ自分はフォワードなので、終わったときにサッカーをやったという実感はやっぱり少ないですね。そういう実感を得たいですね。

オフザボールのところでは常にゴールを狙っていますし、お互いの意志のようなものがもっと合っていけば、さらにいい形がたくさんできてくるんじゃないかと思います。これから中断期間に入るので、しっかりコンビネーションやコミュニケーションを深めて、9月にはいい状態で戦いたい。

これから2〜3日は休んで、それから体をうまく起こして、30日にはまたいい状態でチームに合流したい。練習試合が毎週入っているみたいなので、そこでまた自分のコンディションを高めて、チームの中にどうやってフィットさせていくかということを4週間で試していきたいと思います。

今週は4日間の練習をして試合をして、2日休むというルーティンでやっています。休みの最初の午前では自分で足りない部分を補うトレーニングをしています。それで3週間回してきたんですが、この暑さはやっぱり厳しいですね。体重調整も難しかったです。

この暑さは本当に、どのスポーツもそうですし、普通に生活しているだけでも大変だと思います。サッカーをやる環境ではないかなとも感じますが、みんなこの中でやっていますからね。自分も現役でやっている以上は、これも受け入れてやらなければいけない。ただ大変は大変ですね。この暑さは。

そこでこのように沢山の方々が見に来てくれて応援してくれる。選手にとっては、お客さんがいることは自分たちを高められる一番の原動力だと思います。この暑い中で来てくれたサポーターの方々に感謝したいと思います」

カズさんのフルインタビューは25日20:30〜から放送されるおとフト…では紹介しきれず。ポッドキャストのほうで15分たっぷりお聞きいただきます。

その他にもラジオ放送では角田駿選手、森本ヒマン選手、寺沢優太選手、ポッドキャストでは朴康造監督、東広樹ヘッドコーチのインタビューもフルでお送りします。なにとぞよろしくお願いします。

ラジオはリッスンラジオで全国無料!「近畿」のタブで「FMおとくに」をお気に入りに登録してくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?