後味の複雑な……(レビュー:『ヴィーガンズ・ハム』)
オススメ度:★★★☆☆
> コメディアン出身のファブリス・エブエが監督と主演を兼ねたブラックコメディ。ヴィンセントとソフィーは結婚30年。すっかり倦怠期に陥り、家業である肉屋の経営も厳しい。ある日、店がヴィーガンの活動家たちに荒らされ、ヴィンセントが犯人の一人を殺してしまう。死体処理に困ったヴィンセントはハムに加工するが、ソフィーの勘違いで店頭に出すと図らずも人気商品に……。戦慄の人間狩りと夫婦愛を両立させた不謹慎な笑いが満載。
「うっ……そこをツッコまれたか……」と思わずうめいてしまったが、指摘された以上は書かざるをえない。
本作は先週の「ホラー映画をみんなで見る会」の作品なのだが、実は私は無料公開直後に本作を既に見ていた。で、本作は、まあ面白いのだが、ちょっと感想の書きづらい作品であったので特にレビューとかは書かなかったし、先週の「見る会」も私は酔拳講習に出ていて不参加だったので、「これはまあいっかな……」という気持ちで流していたのだが、目ざとい支援者に見つけられてしまったわけだ。となれば、書く。ただちょっと短めにさせて下さい……。
ここから先は
862字
この記事のみ
¥
300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?