見出し画像

核属性エンチャントされたサメの威力は戦術核に等しい(レビュー:『シャークネード ザ・フォース・アウェイクンズ』)

オススメ度:★★★☆☆

> ワシントンでのシャークネードとの戦いから5年。妻エイプリルを亡くしたフィンは、カンザスの牧場で幼い息子と暮らしていた。一方、巨大テクノロジー企業アストロX社は、科学者のレナルズによって天候安定システムを開発。竜巻の発生を未然に防ぐ装置により、ここ5年間のシャークネードの発生件数はゼロとなっていた。世界が平穏を取り戻す中、フィンは長男のマットに会うためにラスベガスへと向かう。待ち合わせ場所は、サメが泳ぐ巨大な水槽がウリのシャークワールド・ホテル。フィンが久々の再会を待ちわびる中、起こるはずのない竜巻がラスベガスの中心で発生し…。

 サメが竜巻に乗って飛んでくる異形のサメ映画、シャークネードの4作目。いつも通りのシャークネードである。その特徴は徹底した「鬼面人を驚かせばそれでいい」精神だ。

「確かにびっくりしたが、それになんの意味や合理性があるのだ?」
「意味だの合理性だの言ってるから貴様は惰弱なのだ」

 最も特徴的なのは、頻出する

ここから先は

1,474字
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?