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ハリー・ポッター映画は小学校中学年以上が適正年齢なのかもしれない、と3年前の自分に耳打ちしたい

先日、小学四年生の息子に頼み込んで「ハリー・ポッターと賢者の石」の映画を見た。
以前、たしか小学一年生ぐらいで一緒に見た時は、夜のシーンから始まり、音楽も暗い感じで、主人公がひどい家にいるというのが無理だったようで、開始10分ともたずに「無理!」と泣かれてしまった。

その時の印象があったから、本当に「え〜〜〜〜やだ〜〜〜」と言われたのだけど、「モンハンの映画は見れたじゃん」「昔より映画とか見て怖いって思わなくなったって言ってたじゃん」「USJのハリポタエリア超楽しかったでしょ、あれが映画の中でも確認できたらまた見え方が変わるかも!」とめちゃくちゃアピールした結果、「も〜…無理ってなったら止めてよ〜…」と渋々いっしょに見てくれた。

案の定、出だしはちょっと「やだな〜」と思ったようだったけれど、マクゴナガル先生が最初に猫の姿で見えたとき「あっ、ネコチャン!」とハートマークつきで反応したので「お、今回はよさげでは?」と思った。
ダーズリー家のシーンではぷりぷりしながら見ていた息子、その頃にはハリーにだいぶ感情移入していたのか、ヘビのシーンでは映像の中のハリーよりも大声で手を叩いて大喜び。
年齢もほぼ近いこともあって、ずいぶん楽しめたようで、ちゃんと最後まで見ることができた。

「前に見たときはダメだったけど、今回は楽しかった!」とも言ってくれたので、「やった〜一緒に見てくれてありがとね〜」「次は秘密の部屋だから、また気が向いたら一緒に見ようね〜」と言いつつ、わたしは反省した。

物語には、対象年齢が存在する。言葉選びが大人びていて、割と大人が読むような小説を読めるような子どもでも、受け止められる物語と受け止めることが難しい物語があるのだ。
主人公の年齢はその目安になるんだろう。
できればファンタビも一緒に観たいけど、きっとファンタビは厳しいだろうなぁ。

ちなみに、後日「秘密の部屋」も一緒に観たのだけど、ちょっとしんどかったようだ。
作中でハリーは12歳になるし、次の2月で10歳になる息子にはほんの少しだけ早かったのかもしれない。
「アズカバンの囚人」を見るのは、せめて息子が6年生になってからがいいのかもしれない…。

そんなわけで、3年前に勇み足で息子にハリポタ映画を見せて怖がらせてしまったわたしに、全力拒否されなくてよかったね、次作以降は慎重に見ようね、と伝えたくてnoteを書きました!

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