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プロデューサーとして駆け抜けた一年。 | プロデューサー 吉田光歩

こんにちは。映画「カフネ」広報です。
今回は映画「カフネ」のプロデューサー・吉田光歩にメンバーインタビューを行いました。

これまで担ってきた役割。


ー担当している役割を教えてください。
技術職と監督職以外の全部です。撮影が始まる前はキャスト募集だったり、監督のやりたい企画をみんなにわかりやすく伝えるために資料を作ったり、企画を練り直したりする。映画を作るための場所を作るのが僕の仕事です。


吉田 光歩(よしだ みつほ)
映画「カフネ」プロデューサー
杵村春希、千葉美雨に続き杵村組に参加し、チームの構築から映画制作まで担当範囲は多岐にわたる。
最近は映画「カフネ」を世界に届けるため、映画祭への出品や、公式SNSの更新、ポスター制作などの広報活動の全体統括を行なっている。
Twitter:@potyomkin_maeda

ー今までの活動の中で印象に残っている仕事を教えてください。
圧倒的にクラウドファンディングですね。共同Pの眞鍋やチームのみんなと共に準備を進めて、目標金額を達成して163人の方に支援していただいて、映画制作をできるスタート地点に立てたのは大きかったです。これまで半年間映画のためにやってきた時間が全部報われたような瞬間でした。自分が今までやってきたことが結果につながってこの社会が「この映画撮っていいんだよ」って言ってくれているような感覚になったことが印象に残っています。

ーそのクラウドファンディングを経て8月に映画「カフネ」の撮影がありましたが、2週間熊野市で実際に過ごしてどうでしたか。
その時々は本当にしんどかったけど、今思えば楽しかったなと思います。奇跡みたいなことが全部うまく合わさったからなんとか切り抜けられたような撮影でした。上手く言葉で表せないです(笑)

撮影が終わってから感じたプロデューサーとしての心境。


ー撮影が終わった時の心境を教えてください。
それまではロケを仕込むのが僕の一番の仕事だったので、撮影が終わったことで一つのゴールを迎えて、ずっと夢見てたことが終わってしまったような消失感を感じました。みんなが映画を完成させるってゆう一つの目標に向かって、熱狂して集結してたけど、それが8月末に全部サーっと終わったので…。ずっと準備してきたことが終わってしまったから、これから先どこに向かっていけばいいだろうって、そこから先の進め方は今まで経験がなかったので、どうしていけばいいんだろうってゆう不安を抱えていました。

ー映画が完成した今の心境はどうですか。
今はもう一年後の「カフネ」の景色が見えるようになりました。3月に大阪アジアン映画祭でワールドプレミアをして、そこからいろんな映画祭で上映されて映画「カフネ」が広がっていけるようにしたいと思っています。

映画「カフネ」がようやく世界に広がり始める。


ー映画「カフネ」は3月に大阪アジアン映画祭2023で上映されることが決定していますが、ワールドプレミア公開が決定した時どう思いましたか?
映画「カフネ」を撮るって決めた時に目標にしていた事が日本の大きな国際映画祭で入選することだったので、喜びが沸々と湧いてきました。この1年間、賛否両論いろんなことを言われてきたんですけど、入選発表のメールが届いた時はなんだか体があったかくなるような感覚になって、今までの時間が報われたような気持ちになりました。これでようやく世界に立ち向かっていくスタートラインに立てたなって思いました。

ー最後に、これまでの1年間で学んだことで、これから先も大切にしたいと思っていることを教えてください。
キャスト募集でも撮影でも、どんな仕事をやる上でも相手の立場になって物事を考えることが上手く進めるコツだと思うので、相手の靴を履いて考えることが大切かなと思います。

ー以上です。ありがとうございました。


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