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コーヒー現像してみよう【準備編②】

前回は現像タンクへのフィルムのセット方法についてまとめましたが、今回は現像液・定着液づくりです。

*ここで使用するもの*
メジャーカップ*2
温度計
小さじ
マドラー
インスタントコーヒー
ビタミンC
炭酸ナトリウム
チオ硝酸ナトリウム

それではいきますよ。
まずお水をじゃんじゃん流してくださいね。
蛇口辺りで溜まっていた水は温度が安定していないので、フレッシュな水を使用します。
ある程度流したらメジャーカップに現像タンクの容量の水をとります。
僕の場合は400ml。

今度は水の温度を測りましょう。
現像には20℃が良いと言われているそうですので、温度がずれている人は温めたり氷を入れたりしてまずはそこを目指しましょう。
そんなの面倒くさい!と思う方。
温度が高いときは4℃あたり現像時間を1分減らしましょう。
温度が低いときはお風呂場や洗面台の温水を出して調整。
だってコーヒー現像ですからね。広い心でいきましょうよ。

いよいよ粉末類を入れていきますよ。
コーヒー現像だからコーヒーからいれたくなりますが…
ちょっと待った!
友人たちのアドバイスによると「まずは炭酸ナトリウムから」。
コーヒーを最初に入れちゃうと炭酸ナトリウムやビタミンCが溶けたかわかんなくなっちゃうんですよ。
順番は炭酸ナトリウム→ビタミンC→インスタントコーヒーの順で、ひとつずつしっかり溶かしてから次の粉末を入れていってくださいね。
3種類混ぜたら現像液の完成です。

今度は定着液を作りますよ。こちらは簡単。
もうひとつのメジャーカップに現像液作るときと同じ容量の水を入れたらそこにチオ硝酸ナトリウムを入れるだけ。
チオ硝酸ナトリウムはすぐには溶けません。
現像しながらマドラーでぐるぐるかき混ぜて現像終わりまでに少しずつ溶かしていきます。

これで現像液・定着液は完成!
次回はようやく現像です!

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