見出し画像

コーヒー現像 57・58本目

カメラ…Leica 3f
レンズ…Voigtlander Color-Heliar 75mm f=2.5(イエローフィルター使用)
フィルム…Agfa APX 100(200で撮影)

【現像液】
WESTINCAFE マイルドブレンド 小さじ6ちょっと
炭酸ソーダ 小さじ4
ビタミンC 小さじ1
水温19度 400ml

【定着液】
チオ硝酸ナトリウム 小さじ4
水温19度 400ml

【停止液】
流水 15度
最後にドライウェル

【流れ】
現像12分(タイマー00で3回撹拌→30で容器を時計回りに3回回し、逆時計回りに3回回す。これは現像成分の沈殿を防ぐため)
水洗3回
定着10分(現像に同じ)
水洗2分
水洗の最後にドライウェルキャップ4分の1を加える

*結果*
12月も終わりに近づいてるのに未現像フィルムが2本も残ってる。
今年のうちになんとかしなきゃなぁ。
でも冬はダメなんです。
現像がうまくいった試しがないんです。
よくよく考えれば水も冷たいし器具も冷え切ってるし、寒いお風呂場でやればなおのことですよね。

そこで今回は暖房の効いたリビング(室温20度)にフィルムや使用する水や器具を全てセットして5時間ほど放置して室温に慣らし、水温が19度になって安定してから始めました。

現像液作る時コーヒーがほんの少し余ってたので、いいや入れちゃえ。水温ちょっと低いし、そのカバーになるでしょう。
炭酸ソーダ・ビタミンC・チオ硝酸ナトリウムも入れる量間違えた!3分の2しか入れなかった!
でもそれが許されるのがコーヒー現像の懐の深いところ。

結果は…いい感じです!
今までだとコントラストが弱まったり現像ムラが出たりしたんですが、全体的に安定してます。
やっぱり水温って大事なんですね〜。

今年から始めたnoteでの現像レシピ公開、ご覧いただきありがとうございました。
今年はフィルムの高騰に伴って長く愛用してきたフィルムを手放し始めましたが、父の形見でもあるライカ3fだけはこれからも手元に残し、来年もモノクロを詰めてコーヒーで現像を続けていきます。

来年も皆さんに温かい光が届きますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?