会社の成長と意識

転職を過去6回(今回で7回目)もしてきた私だけど、前職は最も長く続いた会社であった。サービスが好きだったし、何より社長から新しいミッション、チャレンジを与えられ、なんとかしないといけないと日々奮闘した日々はやる気に満ちていて、充実していた。

7回目の転職は、前述した日々の充実感がなくなったことが要因なのか、と言われればそうとも言える。加えて、変わりゆく会社の環境が合わなくなってきたとも言える。会社が大きくなるということは分業が加速し、人事制度、組織、社員の意識も変わってきて、自由であった社風も堅いものに変わってきた。

会社の成長=自分の成長と感じられたのはいつまでだっただろう、と今思う。
それは、本当にふとした瞬間に訪れた。

他責な仕事をする人が増えた気がした瞬間だった。自分に責任を持たず、他人の悪口や足を引っ張り合う仕事をしている周りを見て、つくづく嫌な気持ちになった。
これが嫌になった、直接的な要因だと、今では思う。
なんのために一生懸命やってきたのか。
サービスを向上させ、売上、利益を上げる企業にしたいと熱心にやってきた。それが突然崩れた。自負もあった。大きく成長させることが出来たのは、わたしの施策もあったはず。責任感を持ってやってきたのに、周りのこいつらはそれを壊そうとしている。もう嫌だ。

いい歳こいて、とは思う。もうちょっと頑張れば?という人もいた。でも、耐えられなかった。

今の会社にも他責思考が強い人達がいる。もう仕方ないと思うけど、この人達って心底自分の責任感で仕事していないなら、たぶん成長もないな、と思ってしまう。他人事のサービスだったら、所詮最後まで他人事で、真剣にはならない。まぁいいや、という気持ちはそこでサービスや思考を止めてしまう。

私は、少なくとも私の部下にも、こういった発想はしないようにお願いしたい。レベルが低すぎる。
さて、明日も仕事です。やる気と熱意と反他責思考を持って頑張りますかな

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