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夏ドラマ④ 土・日まとめ~脚本家・主題歌にも注目してみた~

今期の夏ドラマを曜日ごとにまとめている。
やっと、土日まで来ました。土日放送のドラマも多くない?
大河ドラマもリアタイできておらず、やっと録画していたものを3話ぐらいまとめて観たら、まひろ出産してるし、なんだかいろいろ進んでいた。

では、夏ドラマまとめ、土曜・日曜のドラマです。
脚本や主題歌にも注目しております。


土曜日

GO HOME~警視庁身元不明人相談室~ 7/13スタート

日本テレビ系 PM9:00~
出演:小芝風花、大島優子、吉田鋼太郎ほか

脚本:八津弘幸、佐藤友治(オリジナル)
主題歌:ヨルシカ『忘れてください』

副題のとおり、身元不明のご遺体を家族や恋人の元に帰すために、調査する部署のお話。実際に警視庁にある部署をモデルに描かれている。
身元が判明し事件性がないとわかった後も、亡くなった人や家族の心情に寄り添おうとする主人公たち。歳の差同期バディを演じるのは、小芝風花ちゃんと大島優子。二人とも過去に何かを抱えていて、それが後々ストーリーに絡んでくることは予想できるが、基本的には1話完結なので見やすい。
吉田鋼太郎さんが、物わかり良すぎる上司になっちゃってるのが、もの足りない。やっぱり濃いめのキャラ期待しちゃうから。

脚本は『半沢直樹』『VIVANT』『おちょやん』など名ドラマを担当されている八津弘幸さん。今作は、そもそも八津さんの企画だったようです。それにしては、何というか盛り上がりに欠けるような気がしています。

主題歌は、ヨルシカ。
『忘れてください』というタイトルが、何だか亡くなった人からのメッセージのような気がして、切ない。suiさんの歌声と、しっとりとしたメロディーが、ドラマのエンディングを優しくまとめてくれている。

マル秘の密子さん 7/13スタート

日本テレビ系 PM10:00~
出演:福原遥、松雪泰子ほか

脚本:丑尾健太郎、藤岡明子、上野詩織、ばばたくみ(オリジナル)
主題歌:Superfly『Charade』

同族経営の大企業「九条開発」を舞台に、トータルコーディネーター本宮密子(福原遥)が、シングルマザーである今井夏(松雪泰子)を次期社長へと導いていく。

ドラマがスタートする前、もうタイトルからして、今期のドラマの中で一番わけがわからなかったが、1話を観ても主人公のキャラがつかめない。
トータルコーディネーター(←これが何のことかよくわからないのだが)の本宮密子を演じる福原遥ちゃん。これまでのイメージと違い、ちょっとダークな雰囲気。声の出し方なども変えているとインタビューで読んだ。
3話まで視聴したところ、密子のマル秘な内容が少しずつわかってきたものの、まだ今後の展開は読めない。

脚本は、おそらく丑尾健太郎さんを中心にしたチーム制。
連続ドラマとしてのミステリー要素もあるが、1話ごとに解決していくストーリーもうまく構成されていて面白い。

主題歌は、Superflyの『Charade』
ドラマのラストにかぶる形で主題歌が流れるので、もっとちゃんと歌声を聴きたい。イントロはスローに優しく始まるのに、サビでは力強い感じでかっこよく変化する。

青島くんはいじわる 7/6スタート

テレビ朝日系 PM11:00~
出演:渡辺翔太、中村アンほか
原作:吉井ユウ『青島くんはいじわる』
脚本:関 えり香
主題歌:Snow Man『君は僕のもの』

某事務所のアイドルが毎回主演を務めるオシドラサタデー。当然、主題歌もそのアイドルグループの曲となる。ある意味、アイドルのプロモーションの枠なのかなぁとも思っている。30分枠なので、気軽に観られるという点は良い。

今回は漫画原作のラブコメ。彼氏のフリをしてもらうところから始まる歳の差「協定恋愛」って、もう王道中の王道である。
キュンなシーンを毎回作ってるっぽいが、なぜかそこまでドキドキしないのは、キャストのせいなのか、私の年齢のせいなのか。

Snow Manの主題歌も王道ラブソング。夏らしい爽やかな感じが、最近では逆に新鮮で、けっこう好きかも。

顔に泥を塗る 7/13スタート

テレビ朝日系 PM11:30~
出演:髙橋ひかる、木村慧人、西垣匠ほか
原作:ヨシカズ『顔に泥を塗る』
脚本:大久保ともみ、遠山絵梨香
主題歌:RIIZE『Same Key』

メイクの力で前を向き始めた主人公が、モラハラ男へと変貌した彼氏へ立ち向かい、自分の人生を取り戻す人生逆転ラブストーリー。と公式サイトで紹介あり。
こちらも漫画原作。設定は面白そうだが、まだ1話も観れていない。

主題歌はRIIZE。調べてみたら、またまた韓国のボーイズグループでした。韓国系のグループ、最近けっこう覚えたつもりだったのに、知らないグループまだまだあるっぽい。

日曜日

ブラックペアン シーズン2 7/7スタート

TBS系 PM9:00~
出演:二宮和也、竹内涼真、内野聖陽ほか
原作:海堂尊「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」
脚本:槌谷、健守口悠介ほか
主題歌:小田和正『その先にあるもの』

2018年に放送された『ブラックペアン』の続編。主演はシーズン1と同じ二宮和也なのだが、今回は演じている役が違う。

え、どういうこと?渡海先生じゃないの?

って、最初にこのニュースを知ったとき、みんな思ったのでは。
シーズン1の渡海先生が好きだったからねぇ。
今作の主人公・天城先生は渡海先生にそっくりだけど、まったくの別人でした。その演じ分け、さすがニノです。

主人公のキャラは前作より濃くなってるし、冒頭は海外ロケだし、韓国俳優がキャスティングされてるし、全体的にスケールアップさせたかったのかな。ただ、手術するためには賭けをしなければいけないなど、やってることがぶっ飛びすぎて、感情移入はしにくい。

キャストのほとんどが前作から引き続きのメンバーであることは、前作のファンには嬉しいところ。竹内涼真くん演じる世良先生の成長っぷりも頼もしい。
チームブラックペアン再集結ということだが、脚本や演出の方の名前を見ると、前作からガラッと変わっているようです。
正直、「思ってたのと違う」感があるシーズン2だが、ニノが好きなので、観続ける予定。天城先生の内面に迫っていく展開を期待します。

主題歌は、シーズン1に引き続き小田和正さん。
手術中のハラハラ、権力争いのドロドロも、ドラマのエンディングには、あの透き通る歌声によって浄化される気がする。この「その先にあるもの」には、松たか子さんと和田さん(トライセラトップス)もコーラスとして参加している。豪華ですねぇ。

降り積もれ孤独な死よ 7/7スタート

日本テレビ系 PM10:30~
出演:成田凌、吉川愛、小日向文世ほか
原作:井龍一 漫画:伊藤翔太「降り積もれ孤独な死よ」
脚本:橋本夏
主題歌:あいみょん『ざらめ』

13人の子どもの白骨化した遺体が見つかった、通称「灰川邸事件」。
事件の真相を追いかける刑事・冴木 仁(成田凌)、灰川邸で生き残った子どもたち、そしてその家族などの過去や現在を描くヒューマンサスペンス。

漫画原作、しかもまだ連載中の作品のドラマ化ということで、頭をよぎるのは「セクシー田中さん」の件。公式サイトに原作者のコメントがあり、ドラマはオリジナルの展開にするという形で合意されているようです。
原作が魅力的な作品だからこそドラマ化の話が出るのだろうけど、こういう場合のドラマは原作とは別ものとして観たほうが良さそう。

とは言っても、けっこうハマって観ている。
虐待など目をそむけたくなるシーンもあるが、こういう少し暗めのサスペンスは嫌いではない。ミステリーものとしても続きが気になる展開になっており、見応えがある。
成田凌と萩原利久が演じる兄弟の関係性を描くシーンにも、引き込まれた。成田凌さんの演技、好きです。

主題歌は、あいみょん。
前クール「アンメット」の主題歌も担当していたが、続けてタイアップありとは。この曲、めっちゃ良い。ドラマの世界観にも合ってると思います。

最後に


日曜のテレ朝10時枠のドラマが8/18スタートなのですが、少しずれているので、また別のところで内容などを書けたらと思っております。
生田絵梨花さん主演ドラマ『素晴らしき哉、先生!

月曜・火曜のドラマについてはこちら↓

水曜・木曜のドラマについては、こちら↓

金曜日放送のドラマについてはこちら↓


以上、自分が観ているドラマを中心に、個人的感想を添えてまとめてみました。

原作ありのドラマなのか、どんな脚本家さんが書いているのか、主題歌はドラマにマッチしているか、などに注目してみると、また違った視点でドラマを楽しめるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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