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写真展「Shiten.」あとがき

写真展「Shiten.」に、主催のPICTEさんからお誘い頂いて出展しました。
あるもの、あることをつい撮ってしまう、その視点を4枚のスクエア写真で表現する、という写真展。

企画展の名前が、まずオシャレですよね。
最後のドットが良い味。


今回の出展は、あえてポートレートではなく花にしました。
あえて、と言っても、4枚で展示に合う物語を作るためには、花かなと。

僕の好きな花は、「桜」です。蕾の間は、その幹に桜色を隠して、咲くと日を追うごとに花を増やして
満開になったあと、色濃くなって散っていく。全ての季節の始まりを語る花だから。

自分のフォトギャラリーをじっくり眺めて、2021年3月に撮った広島市の桜を出すことにしました。
3年住んだ街の思い出、と言うと安直かもしれませんが、僕にとって好きな「場所」を切り取ったのは、
間違いないし、十分物語になってくれると思いました。

桜が咲く姿は、人の人生と似ている気がしています。
満開の刻、儚くも美しい。僕はその美しさが好きなんです。


2日間在廊させて頂いて、出展者・参加者の方との交流はとても楽しい時間でした。
人に話しかけるのにとんでもなくチキンな僕ですが、、頑張れた、はず、、
グループ展って、大人になってからの数少ない交流の場なので、ありがたい限りです。

次は、PICTE感謝祭。7月の3連休。
今度はポートレートを出すので、お楽しみに。


夜が始まる1人部屋より。
星野 祐月

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