私のシャンパン映画2〜rap
先日、シャンパン映画について書いた
「秘密の森のその向こう」は、ここに入れるべきだと思っていたが、結果的にシャンパン映画とは認められなかった。
最初に「大統領の料理人」を映画館で観た時は、寒い日の午後で、直前にお昼からスパークリングワインを飲んでいて、ふんわりした気持ちのまま観たこの作品が大好きになった。
思えばこのときが「シャンパン映画」の始まりかもしれない。
「大統領の料理人」を家で観る時もちょっとスパークリングワインを飲んで、あの時の気持ちを思い出そうとしたり・・・。
その後、しばらくしてから観た「9人の翻訳家」が好きになり自宅で観るときに、これは・・・もしかしてスパークリングワインに合うのでは?
とひらめいたのが「シャンパン映画」誕生の瞬間だったのかもしれない
そもそもシャンパン映画の基準は曖昧だ。
フランス映画であること?
暗めの色彩?
シャンパンが出てくること?
うちで観た「秘密の森のその向こう」は、色彩が鮮やかで、そこが不採用の理由なのか?
シャンパンも出てこないし。フランス映画なだけだ。
でも、これを「シャンパン映画でないもの」にしておくのは惜しい。色彩が綺麗で、物語も美しい。私にとっては特別な映画だ。何か新しいジャンルを生み出すまではそっとしておきたい。
この映画のおかげで「シャンパン映画」の基準が少し見えてきたから、よかった。
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