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エヌビディア (NVDA) 25Q1決算速報



企業概要

グラフィックス、コンピュート、およびネットワーキングの半導体など

🔸グラフィックス部門
ゲームおよびPC向け
GeForce GPU、GeForce NOWゲームストリーミングサービスおよび関連インフラ、ゲームプラットフォーム向けソリューション、企業向けワークステーショングラフィックス向けのQuadro/NVIDIA RTX GPU、クラウドベースのビジュアルおよび仮想コンピューティング向けのvGPUソフトウェア、インフォテインメントシステム向けの自動車プラットフォーム、3Dデザインや仮想世界を構築するためのOmniverseソフトウェアを提供

🔸コンピュート&ネットワーキング部門
AI、HPC、アクセラレーション・コンピューティング向けのデータセンター・プラットフォームおよびシステム、メラノックスのネットワーキングおよび相互接続ソリューション、車載AIコックピット、自律走行開発契約、自律走行車ソリューション、暗号通貨マイニング・プロセッサ、ロボット工学およびその他の組み込みプラットフォーム向けJetson、エヌビディアAIエンタープライズおよびその他のソフトウェアを提供

🔸需要
ゲーム、プロフェッショナル・ビジュアライゼーション、データセンター、自動車市場など

画像はエヌビディアのHPより引用

決算数字およびガイダンス

25Q1
⭕️売 26.04B$(予24.59), YoY +262%
内訳
Gaming +18%
Data center +427%
Pro-visualization +45%
Auto +11%
OEM他 +1%
⭕️EPS 6.12$(予5.58), YoY +461%
営利 18.1B$
営利率 69%

Q2(ガ)
⭕️売 27.44~28.56B$(予26.84)
営利(中央値) 18.0B$
営利率(同) 64%

トピックス

🔸データセンター向け新製品
✔ 兆パラメータスケールのAI向けNVIDIA Blackwellプラットフォーム
✔ ジェネレーティブAIスーパーコンピューティングのためのBlackwell搭載DGX SuperPOD™
✔ 兆パラメータ規模のGPUコンピューティングとAIインフラストラクチャに最適化されたInfiniBandとEthernet用のNVIDIA QuantumとNVIDIA Spectrum™ X800シリーズスイッチ
✔ NVIDIA NIM推論マイクロサービスを搭載したNVIDIA AI Enterprise 5.0
✔ エンタープライズアプリの開発を加速。
🔸TSMCとSynopsysが、半導体製造業界で最も計算負荷の高いワークロードであるコンピューテーショナル・リソグラフィを高速化するため、NVIDIA cuLithoの量産を開始することを発表。
🔸四半期配当は株式分割後ベースで150%増加し、1株当たり0.01ドル
🔸2024年6月7日より1対10の株式分割を実施

株価と株価収益率(PER)

🔸決算発表初日の株価 +6.08%📈
🔸PER(TTM)80倍, (FWD)39倍

ひとこと

業績はコンセンサス予想を全クリしたピカピカ決算。コメントでは「次の産業革命が始まりました。企業や国は NVIDIA と提携して、数兆ドル規模の従来のデータ センターを高速コンピューティングに移行し、新しいタイプのデータ センターである AI ファクトリーを構築する」としている。AI向けデータセンターのGPU生産の成長のボトルネックであるTSMCのSilicon interposerや、その部品であるSamsung, SK Hynix, MicronのHBM、さらにはTSMCとASMLの最先端半導体製造装置の購入の動向に注目したい。

一次情報はこちら👇

25Q1決算発表以降のニュース

次期25Q2決算の中身となるニュースを列記していきます

2024/5/24


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