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ブロードコム(AVGO) 24Q3の決算速報

企業概要

複雑なデジタルおよびミックスドシグナルの相補型金属酸化膜半導体をベースとしたデバイスやアナログ III-V ベースの製品を中心に、さまざまな半導体デバイスの設計、開発、供給する

🔸事業
半導体ソリューションとインフラストラクチャー・ソフトウェアの2つのセグメントで事業を展開

🔸製品群
✔ セットトップボックス・システム・オン・チップ(SoC)、ケーブル、デジタル加入者線、パッシブ光ネットワーキング・セントラル・オフィス/コンシューマー・プレミス・イクイップメントSoC、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク・アクセス・ポイントSoC、イーサネット・スイッチングおよびルーティング・カスタム・シリコン・ソリューション、シリアライザ/デシリアライザ・アプリケーション特定集積回路、光および銅、物理層デバイス、光ファイバー・コンポーネントおよびRF半導体デバイス
✔ RFフロントエンドモジュールとフィルター、Wi-Fi、Bluetooth、全地球測位システム/全地球航法衛星システムSoC、カスタムタッチコントローラー、誘導充電、付属小型コンピュータシステムインターフェース、冗長アレイ独立ディスクコントローラーとアダプター; ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト・エクスプレス、ファイバー・チャネル・ホスト・バス・アダプター、リード・チャネル・ベースSoC、カスタム・フラッシュ・コントローラー、プリアンプ、オプトカプラー、産業用光ファイバー、モーション・コントロール・エンコーダーおよびサブシステム、発光ダイオード、イーサネットPHY、スイッチIC、カメラ・マイクロコントローラー

🔸用途
企業やデータセンターのネットワーキング、ホーム・コネクティビティ、セットトップ・ボックス、ブロードバンド・アクセス、TCP/IPなどの様々なアプリケーション

決算数字およびガイダンス

24Q3
⭕️売 13.07B$(予12.96), YoY+46%
内訳
半導体ソリューション +5%
インフラ・ソフトウェア +200%
⭕️EPS 1.24$(予1.21), YoY+18%
修正EBITDAマージン率 63%

Q4(ガ)
❌売 14.00B$ (予14.04)
修正EBITDAマージン率 64%

トピックス

🔸株主還元   四半期配当 5.3ドル/株
🔸 AI データセンター向けのイーサネット ネットワーキングとカスタム アクセラレータが牽引し、AI による収益は FY24 に 1.2B$に達すると予想
🔸売上高は VMwareからの寄与を含めてYoY +47%の1.31B$、VMwareを除くとYoY +4%

※VMware社仮想化を専業としてさまざまな仮想化製品群を提供。その仮想化製品群は多岐にわたり仮想化環境をVMwareの製品だけで構成できる

株価と株価収益率(PER)

PER(TTM)66倍 (FWD)25倍
時間外株価 -6.4%📉

ひとこと

VMware の買収により売上成長は加速しています。修正EBITDAも改善しQ4にはマージン率は64%に上昇していく見込みで、利益にも買収の貢献が見られます。24Q4の売上コンセンサスが予想をうっすらと未達になっています。

一次情報はこちら👇

https://investors.broadcom.com/news-releases/news-release-details/broadcom-inc-announces-third-quarter-fiscal-year-2024-financial

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