テスラ (TSLA) 23Q3決算速報
企業概要
電気自動車、エネルギー生成・貯蔵システムの設計、開発、製造、リース、販売を米国、中国、および海外で行っている。
🔸自動車部門
電気自動車を提供するほか、自動車規制クレジットの販売、非保証のアフターセールス、中古車、小売商品、自動車保険サービスを提供
🔸エネルギー生成・貯蔵部門
ウェブサイト、店舗、ギャラリー、およびチャネルパートナーのネットワークを通じて、住宅、商業、工業用顧客および公益事業者向けに、太陽光発電およびエネルギー貯蔵製品の設計、製造、設置、販売、リース、および関連サービスを提供
決算数字およびガイダンス
❌売 23.35B$(予24.14), YoY +9%
内訳
自動車 +5%
エナジー +40%
サービス +32%
❌EPS 0.66$(予0.73), YoY -37%
ガイダンス発表なし
トピックス
KPI
🔸生産 430.5台, YoY +18%
🔸納車 435.1台, YoY +27%
🔸店舗 1,129, +25%
🔸Mobile service fleet 1,846, +20%
🔸Super charger station 5,595, +31%
自動車の売価と原価の分析
値下げを繰り返していますが数字で可視化しましょう
自動車
🔸平均売価 42,711$, YoY -17%
🔸平均原価 35,986$, YoY -6%
🔸原価率 84%, YoY+10pts
①値引きして、
②なんとか売上成長を維持、
③原価低減は追い付かず、
④原価率上昇、利益が低下、
という構図です
株価と株価収益率(PER)
PER(TTM)73倍, (FWD)58倍
時間外株価 +1.7%📈
ひとこと
コミットの台数YoY+50%に遠く及ばず、営利率は下落トレンドで1桁台に突入です。EVの競争は始まったばかりで今後売価がどんどん上がるのは考えにくいです。引き続きコストダウンと物量効果、原価低減をウォッチしていきます
一次情報はこちら👇
https://digitalassets.tesla.com/tesla-contents/image/upload/IR/TSLA-Q3-2023-Update-3.pdf
23Q2決算で起こったこと
テスラ、改良版「モデル3」発表-米中で「S」と「X」値下げ (2023/9/1 Bloomberg)
米テスラのスパコン、時価総額6000億ドル押し上げも=モルガンS(2023/9/12 ロイター)
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23Q3決算発表後のトピックス
今後、本記事に書き足していきます。
この記事をフォローすることで、次回決算までの出来事を都度チェックしていくことができます。また俯瞰することもできます。
テスラ第3四半期、粗利益率17.9%に低下 値下げが響く
(2023/10/19 ロイター)
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