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マイクロン・テクノロジー(MU) 23Q4決算速報

企業概要

メモリおよびストレージ製品の設計、製造、販売。
🔸DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ半導体)
🔸NAND(不揮発性で再書き込み可能な半導体)
🔸NOD(高速読み出しが可能な不揮発性再書き込み可能半導体)

画像はマイクロン㏋より引用

決算数字およびガイダンス

23Q4
⭕️売 4.01B$(予3.93), YoY ‐40%
内訳 -42%
DRAM -29%
NAMD -73%
その他
⭕️EPS -1.07$(予-1.18), 赤字化

24Q1(ガ)
⭕️売 4.20~4.60B$(予4.21)
❌EPS -1.14~-1.00$(予-0.92)

トピックス

🔸需要の増加と規律ある供給が業界の見通しを改善
🔸四半期配当 0.115$/株

市場分析

マイクロンの分析は市場全体を知るのに役立ちます

エンドユーザーの概況

顧客は引き続きメモリーおよびストレージの過剰在庫を削減
Q4には、メモリとストレージの過剰在庫の削減を継続
🔸PCおよびスマートフォン市場におけるメモリとストレージの顧客在庫の大半は正常な水準に達している。
🔸自動車市場でも、ほとんどの顧客で在庫水準は正常である。
🔸データセンターの顧客在庫も改善傾向にあり、2024 年初めには正常化すると思われる。

データセンター

🔸従来型サーバーの需要は依然冴えないが、AIサーバーの需要は旺盛。
🔸サーバー総出荷台数は2023年暦年には減少すると予想される。これは2016年以来のことである。
🔸2024年暦年には、増加し続けるワークロード需要を満たすため、サーバー総台数の増加が再開すると予想
🔸従来のサーバーに比べ、AIトレーニング用サーバーは、DRAMとNANDの搭載量が大幅に増加し技術の複雑性が増し、製品価値が高まり、収益性が向上する

PCとグラフィック

🔸2024年通年のPC販売台数は前年比2桁台前半で減少し、その後1桁台前半から半ばで増加すると予想する。
🔸2024年暦年は一桁台前半から半ばの成長率となる。AI対応PCがコンテンツの成長を牽引する。
🔸今後2年間のリフレッシュ・サイクルの改善が見込まれる。

モバイル

🔸2023年暦年のスマートフォン販売台数は前年比一桁台半ばの減少を見込む
🔸2024年のスマートフォン販売台数は、前年比1桁台半ばの減少を予想。
🔸2024年暦年には一桁台半ばの伸びを見込む
🔸弾力性に加え、大容量のプレミアム携帯電話へのミックスシフトが
大容量のプレミアムスマートフォンにシフトしており、これがメモリ・コンテンツの成長に寄与している

オートモーティブ

🔸2023年度もマイクロンの自動車ビジネスは過去最高の売上高を記録
🔸長期的には、ADASと車載アプリケーションの両方において、車両1台当たりのメモリとストレージの容量が増加すると予想。
🔸急成長しているEVは、一般的にメモリやストレージの搭載量が多くなっています。当社の車載用設計の勝算は引き続き高い。

一般産業

🔸23Q4に市場は回復の兆しを見せた。在庫レベルメモリとストレージの在庫水準は、流通パートナーや大半の顧客で安定しつつある。大半の顧客で在庫水準が安定してきている。
🔸2023年度後半に見られた数量回復は2024年度も続くと予想される
🔸当社は産業用顧客はIoTの導入と実装を進めており、この市場は長期的に大きな成長が見込まれる

株価と株価収益率(PER)

PER(TTM)10倍, (FWD)556倍
時間外株価 -3.8%📈

ひとこと

業績はひどいが少しづつ回復してきており、株価は下値切り上げのチャート。

一次情報はこちら👇
決算プレスリリース

https://investors.micron.com/news-releases/news-release-details/micron-technology-inc-reports-results-fourth-quarter-and-full-6

プレゼン資料

https://investors.micron.com/static-files/26d17648-7224-493f-96dd-93028b1b2cc2

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