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「私が選んだネクストステージ」

今回はかなり本音中の本音、キングオブ本音、我が心情吐露をしておきたいと思います。
17年前、融資先の公庫に提出する創業計画書(カフェラボ会員の皆さんはこの数十ページに及ぶ創業計画書を丸々閲覧できますので会員の方で未だご覧になっていない方は必ず見てくださいね。これ読むためだけでも少なくとも500円の価値はありますので)に「軌道に乗った後」と称してその月商を125万円としていました。
そして現在、一般的な飲食店の営業日数25日でカウントするならば125万円に到達するお店になりました。
ただし実際には20日にも満たない営業日数で、飲食店の中ではかなり少ない「週休二日」の定休日という「舐めとんのか?」なスタンスでもあるため売上の絶対額としてはそこまで多くはありません(昨年8月は18日営業で85万円の売上でした)。
この段階にくるとビジネス脳で考えるならば明らかにネクストステージに行くべきであり、それは既にここでも述べたことがあるように現在の珈琲文明の売上をこれ以上増やすのではなくもう一店舗(二号店)を作るなどの打ち手のほうが効果が高いと思います。
でもそういうネクストステージはそれはそれで多大なるエネルギーが必要であります。
あとこれはまた別角度の話ではありますが「飲食店(チェーン店)」や「教育業界」に関して言えばそれぞれ私が一万時間以上を費やした業種でもあり内部事情(公式に出ているバランスシートや経営成績等)を知ったならば、これから伸びる会社や衰退する会社を把握する力は世間一般の人よりはあるような気がしますので、飲食と教育界に絞って株や投資をやっていこうかなというのも頭の中にはありました。
でも去年ふと思ったんです。
ネクストステージというのは結局「ビジネス」の領域で「更に儲ける」のが目的になっているなと。
もちろんお金をもっと稼いで多くお金を持っていたほうが出来ることの可能性は広がります。
でも私が実際にお金持ちになったとして、その後じゃあ何をするか、したいのかということを考えてみたところそれは

「妥協なく(自分史上)完璧な作品を作っていく」が答えでした。
もちろんそれをアルバムにして世に発表したりライブをしたりというのもやりたいですが、そういうことになるとバンドメンバーの日程調整やレコーディング費用等も必要になってくるんでそれこそある程度お金持ちにならないと難しい点も多いです。
しかし「自分史上完璧な作品を作る(しかも複数)」という行為に関してだけは実は全くお金はかからないということに気づいたんです。
作詞作曲をするには「ペン(パソコンかスマホ)とギター」さえあれば私の場合出来ます。
そういう「作品作り」をしているのが何よりも(コーヒー作るよりも)幸せな行為なのに、しかもその行為は一銭もお金がかからないのに、今すぐできることなのに、何故やっていないのか?!と思い、答えは「日々の忙しさにかまけている」でした。
何のために働いているのか?それが幸せになるためという明確な答えを持っている私にとって、その幸せという部分をより解像度を上げていくとそれは「作品作り」なのです。
お金が貯まるまで出来ないことじゃなく、ペンとギターさえあれば出来ることだったんです。
時間が足りないならばそれを作る時間をお金をかけてでも捻出しようと思いました。
その行為そのものにお金がかからないのであれば行為をするための時間を捻出するためにお金を出しても全然いいと思いました。
だから週休二日にしました。
店を一日休むことによって3万円(粗利ベースで)くらい払ってることになります。
だからこれまでの水曜定休の他に加わった火曜日は3万円払って「自分が作品作りに籠る日」を確保したともいえます。
ちなみに同じくこの火曜日にここカフェラボの記事も書いたりしています。
このカフェラボ記事は1つ書くのに3時間くらいかけています。

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