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「ほぼ確実な集客方法は存在する」

どうすれば集客することが出来るか?
小規模個人店はもちろんですがこれらは大手チェーン店はもちろん、飲食店ですらないあらゆる企業が日々策を講じ、少なくない予算を投入していたりします。
我々弱小個人店が膨大な広告宣伝費を投入出来ないことは言うまでもなく、そればかりか私の考えとしては「広告宣伝費は1円もかけるな」とさえ思っています。
では我々弱小個人店がとるべき集客方法とはなんでしょう?
「少ない予算(限りなくゼロ円)で個人レベルで出来る集客」という前提で考えてみましょう。
ここで多くの人(インチキ飲食店コンサル含む)が提案するのはだいたいにおいて→
★インスタをはじめとしたSNSをフル活用していこう
であると思います。
もちろん効果がないとまで言いませんし、コストがかからないで少しでもプラスになるわけですからやらない手はありませんし必ずやってください。
でも私が思う最強集客方法はこういうことではありません。
その具体的「必殺集客方法」を述べる前に、そもそもこれからオーナーになる皆さんのマインドを統一しておきたいと思います。
これまでに何かイベントを企画しその代表として動いたことがある人はあまり心配がいらないのですが、そういう経験がない人で、何等かのイベント事があって誘われたことがある人(これは相当多くいますよね)で、そのイベントには事情があって参加できない、欠席の意志をSNS上の書き込み等でご丁寧に表明したことがある人はぜひその思考を改めてほしいのです。
インスタやXよりフェイスブック等のほうがこうした「欠席表明書き込み」は多いと思いますし、さらにその書き込みが一望にして他人にも見られるあたりFacebookへの書き込みをするほうがより(乱暴な言葉ですが敢えていいますね)「罪深い」のです。
本人はきっと「わーっ!行きたいけど残念!その日は〇×△の用事があって行けませ~ん」っていう本当に何の悪意もなく、しかも本当にそのイベントそのものには興味関心があるのも確かでありその意思を(親切心から?)イベント主に伝えておきたいと思って書き込んでいる場合がほとんどだと思います。
しかしこの書き込みを読んだほぼ全てのイベント主の代弁をここでしますと、「欠席のコメントは理由も含め一切不要」なのです。
欠席の場合は「華麗にスルー」が最適解なのです。
もちろん参加出来る場合は「力いっぱいに参加表明を書き込む」のが大正解です。
ここで言いたいことはこの欠席コメントをしてる人々をディスることではありません。
これまでにそういうコメントをしたことがある人でもしもこれからカフェのオーナーになろうと思ってる人は特に注意をしてほしいということを言いたいのです。
これまで何等かのイベントなりパーティーなり呑み会なりを自身が先頭に立って企画して集客をしようとし、苦戦し、それでも少しでも1人でも多くの人に参加してほしいと心の底から思って奔走した方なら絶対にわかると思うのですが「欠席の意志&それへの理由を書き込まれることに1ミリも喜ばない、欠席はかまわないけどわざわざそれを表明しないでほしい」のが陣頭指揮をとる人の思いなのです。
今回何が言いたいかといいますと、今の話を読んで「え?何がいけないの?別にいいじゃん」と思った人は今後自分が全ての経営運営に絡み全て1人で少ない予算の中で集客していかなければならないという状態で「我が事」として捉えていない可能性があるかもしれず、そしてそれは大変危険であるということを言いたいのです。
主催する側といいましても例えばイベント運営のスタッフの1人がそのイベントのことを単にシェアしてるだけで終わっていたり、自身のSNSで「よかったら来てくださーい」と不特定多数にフワ~っと投稿しているだけの人も同じく危険です。
「危険」というワードを今使ったのは今後その人がオーナーとしてお店を続けていくにあたって「(廃業の)危険」があるという意味で使いました。
今述べたタイプの人は一様に「自分自身が矢面に立ち、少しカッコ悪い、スマートではない集客方法に抵抗がある人」なのです。
安心してください、そういう人がほとんどであり私だって面倒くさいことは嫌いです。
でもだからこそ「泥臭い、自身が矢面に立って、集客に努める」ことが効果あるともいえるのです。
本当に効果絶大なので絶対やってほしいのです。
さて、それでは具体的にどのようにしてこの「泥臭い集客」をしていけば良いのかを実際の事例を挙げて述べていきますね。

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