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「珈琲文明の最初の一年はツーオペだったの!?」

ここカフェラボをはじめカフェを始めるためのハウツー系の話をする中で他と決定的に異なるのは「ワンオペ(またはご夫婦二人体制)」に特化しているという点だと思います。
ほとんどの飲食コンサルやマニュアル本は従業員のことや人件費のことが出てきますが、ワンオペの場合は人件費=店主という考えであり、そもそも売上が月商80万円行かない状態でスタッフなんて雇うなというのが私の考えであります。
と、そんなこと言っておきながら私のお店(珈琲文明)は最初の1年は妻にもフルで出てもらっていました(衝撃の事実!?)。

妻がまだフルで店に出てた頃


2年目は土日祝日と第四金曜日(←私が弾き語りをする時)のみ出てもらい、3年目からは完全にワンオペになりました。
開業から4年経った2011年に第一子、2016年には第二子が誕生し現在の妻は主に子育てが中心となっておりますが、経理に関しては未だに妻に丸投げしている状況であります。
創業時はサイレントプレオープンという手法により身内や友人知人にも告知せず始めたこともありそれはそれはお店も暇でした。
そして私の中で「お店が軌道に乗ったと確信」したのが3年経った2010年8月(※この月初めて1日最低27名以上が1か月続いたというオール席数1回転以上を達成した時をもって軌道に乗ったとしました)でしたので、つまりはワンオペになった途端に軌道に乗ったということが上辺ではみえますが、これは見方を変えれば初年度のツーオペやその後土日のツーオペがあったからこそ3年目に開花、軌道に乗ったということが出来ると思うのです。
では夫婦ツーオペ時代がどんな感じだったといいますと・・・

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