日替わりメニューは不要

皆さんがこれから開業するお店が食堂やフード（特にランチ）メインのカフェであるならば「日替わりメニュー」というのも有りかもしれません。
しかしカフェラボが推奨している「ドリンク中心のカフェでモーニングやランチはやらず、フードもほぼないお店」の場合は「日替わりメニュー」というものはまったくもって不要であると断言します。
フードを出してるカフェですら個人的には「日替わり不要論」を唱えます。
その理由は後述するとして、まず「ドリンク中心カフェ」での「日替わり」ってそもそも何？ってことですが、私のお店（コーヒー専門店）でしたら例えば「本日のブレンド」とか「本日のサービスコーヒー」とかそういうものですね。
他にも当店でスイーツも出してるので「本日のケーキ」みたいなことでしょうか。
何にせよ絶対ご法度なのがその「本日の～」という時にその商品が他よりも安い、値下げしてあるような状態で提供するお店（凄く多いです）です。
もっと最悪なのは店側のスタンスとしてこの例えば「本日のサービスコーヒー」というのがそのお店のブレンドでイマイチ売れずに残って賞味期限が切れそうなものを「廃棄ロスの前に在庫処理的に」使ってしまおう、そしてそれは安くしようというようなお店です。
それを注文したお客さんはそのお店の商品に対して「感動」することはまずないでしょう。
小規模個人店の絶対命題といってよいのはやはりそこの主力商品（コーヒー店ならコーヒー）が感動的なレベルまでハイクオリティであることです。
では、値引きはしないけど「日替わりブレンド」として出すならいいかというとそれでも私の考えは「否」であります。
フードメニューの「日替わり」も含めて全て否定的である私の考えの根拠をこれから述べます。