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自家製と仕入れの選択判断基準について

今回は「自家製にするのか仕入れにするのか」について述べたいと思います。

自家製にしたほうが原価を抑えられる、美味しいものが出来る(とも実は限らないのですが・・・)、でもそれに労力を注ぐことで時間は持っていかれる・・・とまぁ誰もがわかっているこのジレンマですが、自家製かそうでないかの判断基準として2つのポイントを挙げておきます。

ひとつは「それを作っている時間は楽しいか?楽しいとまではいかなくとも苦痛ではないか?」これはまぁわかりますよね。もうひとつが「業務全体に支障をきたすほどに好きすぎて沼にはまらないか?」です(笑)。

私の場合、ケーキ作りがやはり13年弱自家製でやってきて、わかったことが、毎回、常に「慣れる」ということもなく「仕事だなぁ」と思ってたことです。そりゃ仕事ではあるのですが、もう少し「空気のように」慣れていくものだと思っていたのですがダメでした(苦笑)。

休日も半日はケーキ作りに割いていましたし、なんというか、毎回毎回「さっ!やるぞ!」と自身を鼓舞してる感じでした(笑)。

さて、もうひとつの「好きすぎて沼にはまる」ようなものとは、私の場合は「自家焙煎」でした。

焙煎という作業はいわば作品づくりであり、私にとって例えば作詞作曲といった楽曲づくりをしている最中は何物にも代え難い幸福感と熱中感がありその時の集中力たるや他が目に入らないほどです。もしも「自家焙煎&豆販売が100%のお店」を私が目指すのであればそれでいいと思いますが、「喫茶店、カフェ」という総合体を目指す場合、私にとって焙煎は危険過ぎるのです(笑)。

関係ないですが、他にも「マージャン」はおそらく私は好きだろうしハマる要素満載のためやらない努力をしてきて一度もやったことがありませんがニュアンスはそれにも近いです。

そんなわけで皆さんも「苦痛かどうか」「好き過ぎないかどうか」等を見極めてみてください。ただし、特に「苦痛かどうか」の判断は想像だけではダメだと思います。まずはやってみることが大事で、その中で「楽しいとまでは思わないが苦痛ではない」に変わるかもしれないのです。

私の場合13年間ケーキを作り続けて、結果「苦痛」でした(苦笑)。

でも「カレー」や「コーヒーゼリー」に関しては全然苦痛に感じないのでこれらは引き続き自家製にしています。

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