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ブルー・ミッチェル plays スティービー・ワンダー

スティービー・ワンダーの名盤「Songs In The Key Of Life(1976年)」は名曲揃いですが、このアルバムに入っている「Summer Soft」、この曲のジャズ・ミュージシャンによるグッとくる演奏を、今回はご紹介したいと思います!

そのジャズ・ミュージシャンとは、ブルー・ミッチェル(Blue Mitchell)というトランぺッター。
1930年生まれの彼は、ハード・バップの時期から活動しており、若い頃、キャノンボール・アダレイに見出されたり、ホレス・シルバーのクィンテットに参加したりしていたようです。

そんな彼は、1970年頃にはレイ・チャールズのツアーに同行したり、1970年代にはソウル・ミュージックの要素を多く取り入れたジャズ(=ソウル・ジャズ)へ方向性をシフトしています。
そして、1973年にはソウル・ジャズの名盤「The Last Tango Blues」も出しています。

(このアルバムでは、Last Tango In Paris」や「Killing Me Softly With His Song」といった有名曲を演奏しており、ナイスな演奏・アレンジでおススメです。)

今回ご紹介する「Summer Soft」のカバーが入っているアルバムは、アルバム・タイトルも同じく「Summer Soft(1977年)」です。
彼は、1979年に49歳と若くして癌で亡くなってしまっており、このアルバム「Summer Soft」が遺作となってしまうのですが、雰囲気あふれる最高な演奏を繰り広げています。

それでは、お聴きください!
ブルー・ミッチェル plays スティービー・ワンダー、「Summer Soft」!!


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