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夏を涼しげに

甘く、そしてメローなレゲエである、ラヴァーズ・ロック(Lovers rock)

ジャマイカやバルバトスなどのカリブ海の国々からロンドンへ移り住んだ移民たちの間で人気だった、ロックステディや初期のレゲエの甘いラブソング。
1970年代、レゲエの本場であるジャマイカではメッセージ性の高いレゲエが主流となっており、ラブソングはあまり人気ではなくなっていました。
しかし、甘いラブソングを好むロンドンの移民たちは、自分たちで好みの音楽を作曲し、独自に発展させていきます。
そんなロンドンの移民たちが作った、甘く、そしてメローなレゲエが、ラヴァーズ・ロックです。

音楽に柔軟なジャマイカ人たちは、さっそくロンドンで流行り始めたラヴァーズ・ロックを、本場ジャマイカでも、作曲・演奏し始めます。
大西洋を挟んだジャマイカ人たちによる、コール&レスポンスですね!

今回は、ジャマイカ人歌手、デニス・ブラウン(Dennis Brown)によるラヴァーズ・ロックの名曲をご紹介したいと思います。
それではお聴きください、「Love Has Found Its Way」!!

メローな雰囲気が涼しげですね~
聴いていると、体感温度が数℃下がるような気がします(笑)。

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