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接客英語9 「ラストオーダー」

皆さん、こんにちは。CafeFatioのともです。

今回は「ラストオーダー」です。英語では"last call"です。レストランで働くと24時間のお店や、クローズ時間が決まっていないお店以外はラストオーダーを聞くことになりますよね。備えあれば憂いなし。ラストオーダーのとり方も頭の片隅に置いておきましょう。

ラストオーダーって英語じゃないの?

違います。

でも、はっきり言って通じます。私は最初何て言ったらいいか分からなかったので「まぁ通じるだろう」くらいの感覚でLast orderと言っていました。ネイティブは英語警察ではありません。色々覚えるのは大変だから、ひとまず通じるなら問題ない、と考える方、全然ラストオーダーで問題ありません。ちゃんと覚えたい方はLast callで覚えましょう。

切り出し方

いきなり「失礼いたしまーす。ラストオーダーですがご注文はよろしいですか?」と日本的に入ってはいけません

ダメ、というのは言い過ぎですが、テーブルに行くときは可能であれば少しだけ会話をしましょう。現地のサービスではおよそ1テーブルにつき3回くらいは無駄に話しかけにいくものです。「いかがですか?」とフレンドリーに声をかけるのが一般的です。

このフレーズについては下の動画で説明しています。良かったら見てみて下さい。

「いかがですか?」
「美味しいです😄」

これだけのささいな会話をしてから本題に入りましょう。

ラストオーダーを取る

ワンクッションを置いたらラストオーダーを取ります。

So, this is the last call.

と、まずこれがラストオーダーです、と宣言します。そして、

Would you like anything else?

と他に注文がないか確認します。この注文確認については下の動画で説明しています。良かったら見てみて下さい。

会話例

Is everything ok?
(いかがですか?)

Yeah, everything is great.
(とても美味しいです)

Thank you. So, this is the  last call.
(ありがとうございます。ラストオーダーなんですが、
Would you like anything else?
他にご注文はございますか?)

Oh, is that for just drinks?
(飲み物のラストオーダーですか?)

No. Actually, both food and drink.
(いえ、食べ物も飲み物もこれでラストです)

Oh, Ok.
(あ、わかりました)

あとは注文を取るだけです。
ちなみに、途中で出てきた "actually" はめちゃくちゃ使える単語です。実は、という意味です。実は、という意味にとらわれず予想・イメージと違うことを言う時に、かなり頻繁に使います。日常会話をやりたい方、絶対使えるまで練習しましょう!

drinkは数えられる?Last callにはthe?

drinkは英語のサイトを調べても 複数になったり、数えられない名詞になったり、はっきりしません。ちなみに、飲み物を英語になおすと、Beverageにです。書き言葉でdrinkを飲み物と言う意味で名詞として書くことはありません。でも、話し言葉では、beverageよりdrinkの方がよく使われます。話し言葉では文法はそれほど重視されません。”s” はつけてもつけなくても大丈夫です。

Last call も the は英語のサイトでもついてたり、ついていなかったり、です。ただ、おそらくこの例文ではtheが必要です。どうしても気になる方は詳しい方に聞いて下さい。

最後に

これで、ラストオーダーを取る準備はばっちりです。英語は筋トレです。しっかり声に出して練習して使えるように頑張って下さい。

一人でも多くの方が英語で接客する現場に立ち、素晴らしい時間をすごされることを心より願っています。

長文ここまでお読みいただきありがとうございました。良かったらスキ・フォロー・シェア・Twitterフォロー・YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。それでは次回の記事もお楽しみに。

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