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接客英語6 「いい注文ですね」

皆さん、こんにちは。CafeFatioのともです。

今回は「いい注文ですね」です。

いや、「いい注文ですね」とか何様ですか?そんなこと接客の人言わないでしょ?と思った皆さん。私もそう思ってました。でも、ネイティブは言うんですよね。

早速本題に入っていきます。良かったら是非フォローお願いします。

何ていいますか?

"Sounds good!"です。

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文法解説

文型:SVCの形

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この形です。でも主語がないですよね?主語は略されています。
"(It) Sounds good." という事です。では it =それ は何のことでしょうか?
it = Your order あなたの注文 のことです。

基本主語のあなたの注文と形容詞のgoodはイコール関係ですので、「あなたの注文はいいですね」という事を言いたいんですね。なので、Your order is good. と、言い換えることもできます。

今回は、is の変わりに sounds を使っています。「注文はいいですね」、という意味に加えて別の意味が付け加えられています。soundはどういう意味でしょうか?音がする、聞こえる、ということですね。なので、”Your order sounds good.”「という事は、「あなたの注文はいいように聞こえますね」という意味になります。

なので、"Sounds good."というと、「いい注文ですね」という意味になります。

上から目線じゃないですか?

そんなことはありません。実際日常の接客シーンではかなりよく聞きます。日本語の響きとイメージは違うと思ってください。素直に、グッドチョイスですね!と言っています。

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(写真提供:Drew Haysさん 写真にリンク有)

どうしてそんなこと言うの?

褒めてるだけです。特に深い意味はありません。また、カナダ人は接客する時個人的な意見を言うことも非常に多いです。「おすすめは何ですか?」と言うと、日本人は「お店のおすすめ」を聞かれていると考えます。「自分の意見ではなくお店の代表者として」答える方も多いと思います。ですが、カナダ人はサーバーであるあなたの意見を聞いている人が多いです。なので、「自分の好きなもの」を答えるサーバーが多いです。

同様にお客様の注文に自分の好きな物があれば、いきなり「それ美味しいですよ。私すごく好きです。」と言ってきたりします。そうやって料理を選ぶお客様に共感しちょっと気分良くオーダーしてもらおうと思っているだけですので、決して上から目線で言っているわけではありません。

カナダで接客することがあれば、是非、決り文句で構いません、"Sounds good."で注文を締めてお客様を褒めましょう。

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最後に

いかがでしたでしょうか?オーダーを取る時に「いい注文ですね」と言って締めるなんて日本とは結構違うと思います。でも、どうでしょうか。日本でもこういう小さな会話を楽しめるようになるといいな、と私は思っています。是非ちょっとしたことを褒める文化、広げていきましょう。

一人でも多くの方が英語で接客する現場に立ち、素晴らしい時間をすごされることを心より願っています。

長文ここまでお読みいただきありがとうございました。良かったらスキ・フォロー・シェア・Twitterフォロー・YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。それでは次回の記事もお楽しみに。

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