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寄り添うコト

※この記事は 2020.08.14 に公開されたものです。

















『ねぇ。。なんでまだ言ってないのに帽子をもう一つ欲しいって言う前にわかったの?




言おうかなーって思ったら、帽子の写真が来てビックリしちゃったよ。




なんか恭子は私そのものだね。』






実家に着いてすぐ、母から言われた。






人は寄り添う気持ちになっていくと、どんどん相手の気持ちが見えてくるものだ。








先に察して動く事は、ただのお節介になるから、何となぁくわかってもそのまま様子見たり黙って話しを聞いている。








特に介護に必要な事であり、これは夫婦や恋人、友達、接客など仕事も同様だと思わない?








察しても押し付けない。気を効きすぎない。




その加減が料理と同じく難しいとこだよね。




ワタシも気をつけなきゃって思う。








今回の帰省。




なるべく母に食事の支度をしてもらい、手を出さなかった。




普段母が作らないグラタンだけ作り半分は冷凍に。






母の役目は今は主に料理を作ること。






次は何を食べさせようかとか、料理の順番を考えるのも脳トレ。




冷蔵庫に行ったりきたり、キッチンに立つ、




トイレに行く、二階の寝室に両手をつきながらでも上がる事も母にしたら、かなりの運動だ。








まだまだ意欲を持って、少量ずつでも美味しく食べるのが好き。




父にちょっと言われた一言を気にしていたから、新しい部屋着の綺麗な色の部屋着と室内用の帽子を買って渡した。




我が家の女性はいくつになっても可愛らしくっという家訓がある。




ま。嘘だけど。




でも亡くなった祖母もそうだった。










度々茨城に来るし、Wi-Fiを入れる事で特に父が楽しめる事が増えそうだし、私も便利なので、




両親の古いスマホとガラケーを新しいスマホにし、ネット回線を同時に契約をして来た。






母は初スマホデビュー。




とりあえず電話がかけられれば大丈夫。




指でのスクロールの仕方を教えたら、魔法でも使うの?って位に動作がデッカくて父と大笑い。




また、押す力が強すぎて長押しになり、音声ガイドになり




『話しかけてみてください』に




『なにを話したらいいかわからないの』




と話しかけていた。




素晴らしい。






ワタシの周りの人で父のファンも多いのだが、茨城でののんびりした生活にも慣れ、身体が自由に効かなくなって来た母のフォローを沢山している。




料理以外の洗濯や、ゴミ捨て、掃除🧹




少し前にコードレス掃除機にしておいて良かった。




父は若い頃から柔道、ゴルフ、ボーリングなどやっていたので、筋肉があるんだな。




80歳過ぎているのに、まだ走れそうな位にシャキシャキ歩く。




引越しに迷いながらも持って行った電動自転車で田んぼの中をスイスイ。気持ち良い。






脳内もなかなか若くハーモニカもなかなかの腕前。















この前、父が難しい顔をして一生懸命メモをしていたので、聴いているラジオで大事なコトでもメモしているのかな?っと思ったら…なんと…













わかりますか?




はい。




スマホゲームのツムツムが大好きで、何やらその時のイベントで使うキャラクターかな?それをメモしながらやっている様子。




真剣勝負だわぁ。






父に




『LINEもツムツムも移行してもらったよ』と新しいスマホを渡したら、喜んで待ってましたっとばかりに始め




『慣れないから少しやりにくいなぁ』とのコトでした。はいはい。






Wi-Fiを来月、繋げたら父にもっともっと家の中で出来る楽しみを教えてあげよう。




ワタシでさえアナログで、なかなか難しいけど、もっと自分も世界を広げなくてはならない時代だ。






さーて。




電車の移動もグリーン車で、ほとんど貸切状態でドアtoドアde約2時間。




コロナに負けず来て欲しいと言われたらワタシは行く。




お互いの了解済みだ。






私から両親にコロナをうつす事がないように自分の健康管理必須だ。






川崎に戻り店の事に頭を戻し、店や仕事の仕方はどんな風に変化させなくてはならないのか毎日の課題だ。






考えても何が正解かわからないから、




とりあえずバッサリ髪を切ってサッパリして仕事スタート de R






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