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カフェの扉の向こう【0】
扉が開く。カウベルがカランカランと鳴る。
私たちにとっては日常。お客様にとっては少しの間の非日常のひとときとなりますように。
昼の時間、そこはあたかも食堂のような賑わいになる。ひと種類しかない、月替わりのランチメニューが人気で毎月訪れてくださるお客様が多いからだ。
夕方近くになると、ぐっと静かな空間になる。
毎日訪れるような常連の方はいらっしゃらないけれど、好きなお席に足を運ばれるお客様のお顔はなんとなく覚えていたりする。
そんな、ふと感じるカフェでの小さな出来事を綴っていきたいと思います。
今日も一日ご来店ありがとうございました。
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