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「北越雪譜」のふるさと、エチゴ国の旧市街を歩く

ホームのサイタマ国を離れらエチゴ国に来ている。ここは一面の銀世界。江戸時代のベストセラー・ルポルタージュとして名高い「北越雪譜」の著者、鈴木牧之の生没地、南魚沼市塩沢の旧市街を歩いた。
旧三国街道沿いに商家が並んでいて、ここがいわば旧市街。建物自体が古いわけではないが、街並みが再現されていて、往時をしのばせる。塩沢の銘酒「鶴齢」の蔵元、青木酒造店の本店もあり、この時期、ここでしか売っていなさそうな一本を購入。
近くには鈴木牧之記念館があったので立ち寄った。書籍の内容だけでなく、数十年にわたる紆余曲折を経た北越雪譜出版の経緯や、北越雪譜に影響を受けた人物なども詳細に紹介されていた。
旧市街は、空いている店はほとんどなく、昼食は新市街、というか、現在の三国街道沿いにあるそば屋まで歩く。エチゴ国名物のへぎ蕎麦をいただく。その土地が育んだ伝統の食にまさるものはない、と実感した。

塩沢で食べたへぎ蕎麦

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