#51 旅をする(伊勢神宮)3 / 外宮をお参り
観光案内所を出て、目の前の大きな横断歩道を渡って外宮へ。
13時前になっていて日差しがきつい。
日傘をさして歩く。
外宮に入り、まずは手水舎で手を清める。
暑い中、水が冷たくて気持ちいい。
手水舎から左手に涼しげな休憩所のような所(せんぐう館)があり、後で寄ろうと横目で見ながら進む。
表参道を正宮目指して歩くが、一気に緑が増えて木漏れ日が美しい。
空気が変わったように落ち着いた雰囲気。
景色に見とれながらザクザクと歩いていく。
静かで、時間がゆるやかに流れている。
少し歩くと道が開けて右側に建物が現れ、『御朱印受付』という文字が見えた。
持ってきていた御朱印帳に御朱印をいただく。
お守りも売っていて、息子にひとつ買った。
そこから少し歩くと右手奥に建物があり、そこが正宮だった。
大きな木が太陽から日差しを遮って、木の下は涼しい。
最初ここが正宮だと気づかず、他の人が入って行く流れについて入った。
神社の本堂のような造りではなく、恥ずかしながらこの建物はどういう所だろうと思ったくらい。
鳥居をくぐると、建物の正面にかけられた大きな白い布が目に入ってくる。
その手間に木の枠があり、のぞき込むとそこにも白い布が敷かれてたくさんのお賽銭が入れられていた。
他の人と同じようにそこへお賽銭を置き、参拝。
正宮を出て戻る方向に別宮の立て札があり、そちらの道へ。
小さな川を渡ると、三方に別れて別宮があった。
まずは右手の土宮へお参り。
次にすぐ隣に見えている風宮にお参り。
土宮と風宮の間に見える石段を登って多賀宮へ。
石段に落ちる木漏れ日が美しくてゆっくり登っていく。
お参りをしていたら私のように1人でお参りしている女性を何人か見かけ、1人で楽しむ人もわりといるんだなと親近感。
静かな森の中にピピピと鳥が鳴きかわす声が聞こえ、思わず上を見上げた。
自然を感じる。
帰り道。
どこも緑に覆われて穏やかな気持ちで歩く。
行きに見かけた休憩所(せんぐう館)
屋根の下の陰が涼しそうで、その向こうに見える池の風景が寄らずにはいられない風流な佇まい。
ベンチもあるとなれば寄るしかない。
何人かの人が池を見ながら涼んでいた。
ベンチに座るとこの眺め。
暑いけれど屋根の下は涼しく、こんな日の陰とは本当にありがたいものだな。
そういえば日差しがきついので暑かったが、木がさしかわす所に入ってからは暑さを感じなかった。
せんぐう館からの帰り道、向こうにもうひとつ休憩所が見えた。
そちらも気持ちよさそうだ。
14時頃外宮を出た。
案内所の方が「早い方だと30分くらいで出てきます」とおっしゃってたが、ゆっくり景色も見ながら回った私の滞在時間およそ1時間。
正面の建物と建物の間の道を進むと、外宮参道。
ここで、もらった地図を見て、伊勢市駅からバスに乗ってきたが外宮参道を歩いて10分かからないことがわかり、え!と驚く。
地図を見ながら、外宮参道のお店でお昼を食べて伊勢市駅まで帰ろうと楽しみに歩く。
お読みいただき、ありがとうございました( ͡° ͜ʖ ͡°)
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