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#44 すぐする

私は先のばしぐせがあり、自分でもすぐにすればいいのにと思うけど、また後でしようと後回しにしてしまう。
なので夏休みの宿題は最終日に半泣きで徹夜していた。
提出物もギリギリ。


主人は私と反対で、なんでもすぐするしフットワークも軽い。
もうやったの?と驚くことがある。
主人が洗い物をシンクに置きっぱなしなのを見たことがない。飲んだコップもすぐ洗う。主人が料理した時は、出来上がった時には鍋やボウルも洗い切って、シンクはピカピカ。料理しながら片っ端から洗っていく。

鍋、フライパン、ボウルをシンクに積み上げていた私も主人を見ているうちにできるようになってきた。今では考えなくても手が動いて目に入るものから洗ってしまう。食後は食べた食器だけ洗えばいいので、ストレス0。
昔は食後、あ〜、お皿洗わないと、、、、と気が重くなりながらテレビを見ていた。

うちは、私が仕事をフルタイムで始めた時に家族それぞれ自分の分は自分で洗う方式になった。パートに戻った今もその習慣は続いている。だから食後は本当に楽になった。食べた分の食器だけなら気軽にすぐ洗おうと思えるので食べたらすぐ洗い、あとはパソコンをしたり、テレビを観たり、落ち着いたきれいな状態で好きなことをしている。
コップなんて洗うのに1分もかからないのに、後で一緒に洗おうとシンクに置いてた。今では、シンクはいつもきれいに何もない状態を保っている。

書類も主人はすぐ書いてしまう。
仕事から帰ってきた時に「この書類、今日届いてた」と見せると、すぐ目を通して「今書く」と1分も後にのばさない。


他にも、すぐすることの良さを同僚から学んだ。

一緒の部署の後輩が、頼み事をすると着々ときちんと仕上げてくれる。
先延ばしにせず、ひとつの仕事に集中して一気に仕上げる。

私は、まとめて一緒にという気持ちで小さなことは後に回すことが多かったが、後に回すと忘れてしまったりする。効率を考えるのも大事だけれど、後輩を見ているとすぐにやってしまった方が結果スッキリ片付いて早いし、いいなと思うようになった。

すぐすることがいい、悪いではないが、私は「すぐする」ことのメリットを大きく感じたのでできるだけやるように心がけている。

ミスやトラブルが減るし、後になるほど「どうだっけ」と記憶の薄れていくので早いうちにやる方が早く作業できる。
「あれをやっとかないと」という焦りやストレス、モヤモヤもなくなるし何よりも心がスッキリして気持ちいい。

終わらせないと頭のどこかに「そのこと」が残っていて、あれしないとな〜、と考える時間が増えたりストレスになる。
終わっているとそのことについて考えることもなく、いつも気持ちはスッキリ。
やりたいことに没頭できる気がする。

やってみたら意外にあっという間に5分でできたということも多いんだ。
要はめんどくさいという自分の気持ちとのたたかい。

それに気づいた2年くらい前からは、できるだけすぐに動くようにし、かなり改善されてきた。家事だったり、細々した雑事がたまらないので生活もシンプルになり、どこから手をつけたらいいのやらという状況はなくなってきた。

すぐすることは自分の気持ちを軽くすることだな。


とは言え、やる気が出ない時もあるので、絶対やらなきゃと思うとしんどくなるから無理のない範囲でやっている。


お読みいただき、ありがとうございました( ^ω^ )

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