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*秋の登山のお話です。 苔が美しい山へ。 苔が美しいのは、 苔が水分をたっぷり含んだ梅雨明けだと聞いた。 確かに7月に苔を見に行った時は 苔が鮮やかに緑の色彩を放っていて息を呑むほど美しかった。 時期が外れてるかもしれないけれど 行きたいと思った時が行きどき。 早起きして、簡単な朝食をパックにつめて持って行く。 ゆうべ作った卵焼きといんげんのソテーに 海苔で巻いた塩むすびとルイボスティー。 苔の状態はどうだろうと思いながら山へ入るが、 お天気に恵まれ、太陽に照ら
久しぶりに山歩きに行くことができた。 ずっとずっと行きたかったけれど 友人との都合が合わなかったり、行こうという日は天気が悪かったり そんなこんなしてる間に何ヶ月もたってしまった。 次の日が仕事だからこの日は休息日においておいた方がいいな なんて考えていたりして。 「行きたい」と「仕事のために体力温存」を天秤にかけて 「体力温存」が勝っていた。 若い頃は、無理してでも次の日のことなんか考えずに 遊んでいた。 次の日眠いとかだるいとなってた日もあったかもしれないが、 楽
10月の山歩き。 晴天、山びより。 ハイキング気分で、軽く登れる低山へ歩きに行った。 山は秋の気配がただよって、 枯葉を踏みながらサクサク歩く。 私たちのアウトドアの楽しみの一つ、 ごはんとおやつ。 大きな木の下の木陰でお弁当を開く。 コンパクトにたためる綿の布を ピクニックシートがわりに敷いて、その上でくつろぐ。 元はテーブルクロスとして使っていた布。 使うことなく何年も眠っていたが、ふと思いついて使ったら 外遊びに大活躍。 地面が湿っていると土で汚れるので
苔が美しい山へ、友人と登山に行った。 今まで見たことがない、感動の風景が待っていた。 朝ごはんを山で食べようと、 友人がサンドイッチを持ってきてくれた。 朝の山道は空気も澄んでいて、さわやか。 道端の水路を軽やかに流れる水や、石垣に咲いた小さな草花が 清々しい。 自然の中って、なんて気持ちいいんだろう。 登山口からすぐの所に大きな木の下にベンチがあり、 そこでモーニングを食べることにした。 アルミホイルの包みを開くと、バターを塗ったトーストにきゅうりを挟んだ サンド
6月の新緑が美しくて、山を歩きたくなった。 早起きして、気持ちよく晴れた朝友人と2人で滝のある山へ車を走らせた。 8時半には登山口に着き、ナップサックを背負って登り始める。 木で作った杖が箱に何本も立っていて、両手に1本ずつ、1人2本借りた。 この杖の役立つこと。 坂道や階段も杖をつくとかなり楽だ。 渓流の横の登山道を登っていく。 岩には柔らかそうな緑の苔がむし、上から流れてくる水は透き通っている。 絵画のような世界に目を奪われて自然の美しさに思わず足が止まり、2人でう