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「いやし」と「いやらし」

記念すべき私の投稿。第1回目ということで。
今回は、バーチャルメイド喫茶『ますかれーど』のコンセプトである「いやし」と「いやらし」について、記事を書いていきたいと思います。想いの詰まったテーマとなっておりますので、運営方針や、目指すべきところをお伝えできれば幸いです。

「エロ」という、強いが取り扱いづらい武器。
『ますかれーど』の企画当初、Vtuber界隈は魑魅魍魎が跋扈する超レッドオーシャン時代。しかし、そんな苛烈なVtuberの世界にはスイートスポットがありました。そうです。Vtuber自体は何千体というプレイヤーが居るにも関わらず、"いやらし(=エロ)"を武器としたタレントやグループは数える程度だったのです。「いやらし」というジャンルは、ネットでの世界でも有数のトラフィックを誇るジャンルであり、皆様消費するのは好きなくせに、アウトプットはしたがらない不思議なジャンルですよね。そんな最強の要素"いやらし"を武器とするVtuberに可能性を見出し、需要はあるが市場にまだないコンテンツを提供できるのではないか。と感じました。(※むろんYouTubeでの配信は健全な範疇だと考えております。)

 さらに私自身、長年アダルトコンテンツ制作をしてみたいという想いがあったため、この機会にぜひチャレンジしてみようと思ったわけです。
 これで、まず「いやらし」を発信していくんだ!という事がピン留めされたのですが、ただ「いやらし」だけを提供していくだけで良いのか?という疑問を感じました。

「エロ」だけではだめ?「いやし」が必要だった理由。
皆さんは「今夜のおかず」を大切にしていますか?おそらく多くの殿方は、次から次へと供給される膨大なエロコンテンツに目移りし、刹那的に消化しているのではないでしょうか?

このように、「いやらし」だけのエロコンテンツは、消耗品として消費され、すぐに飽きられてしまうのでは?と感じておりました。Vtuberというタレントを扱う立場としても、コンテンツ発信者としても、ただの「おかず」としてだけで消費されてほしくない。ユーザーの皆様に長く大切にされてほしい。そういった想いがありました。

では、「いやらし」以外の要素として、何を世の中に提供するべきなのか?これは、すぐにテーマが浮かんできました。それは「やさしい世界」です。SNS上での誹謗中傷が一般的にも問題視されはじめたり、コロナ渦により普段の生活から一変したり、多くの皆様は現代社会やネット社会に「疲れている」。きっと「いやし」を求めているはずだ!今思えば一番自分自身が「いやし」を求めていたのかもしれませんが、コンテンツの読後感として「いやし」を提供することが、疲れた現代社会人に必要なのだと感じていました。

「いやし」と「いやらし」

ここで2つのキーワードが揃いました。
音は似ているけど相反するような2つのキーワード。
これを一緒に提供してくれる存在って何だと思いますか?

そうです。実はパートナー(恋人や配偶者)からしか得られない体験価値なんです。「いやらし」だけだと消耗品となってしまうところに「いやし」のエッセンスを加える事で、なんと「パートナー」という代えがたい存在へと昇華するのです。

"おかず"ではなく"パートナー"となれば、
その子の事を、とっても大切にするはずですよね?


『ますかれーど』のVision
私には『次元を越えて「俺の嫁」を届ける。』という目標がございます。
最近は聞かなくなりましたが、ひと昔前には「俺の嫁」なんて言葉が流行っていました。バーチャルヒューマンが生まれて、少しだけ「二次元の存在」との距離が詰まったと思うのですが、まだまだ「嫁」と呼ぶには遠く及びません。そこで『ますかれーど』では、「いやし」と「いやらし」を両立させることで、まさに「俺の嫁」を皆様にご提供していく所存です。

ということで当店のテーマは晴れて「いやし」と「いやらし」となったのでした。ちなみに「いやし」と「いやらし」の象徴といえば、「おっぱい」を連想するのは私だけでしょうか?

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