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やさしさのこと

この間、職場の人と話していた内容が
一緒にいる相手が 優しかったり、いい人だと
こっちも相手に 優しくしないといけないし、いろいろ気を使うから
優しくなくて どうでもいいような人の方が 気を使わなくていいかも、
というようなことだったのだけど、
このことについて のちにいろいろ考えてみたら
私の考えは ちょっと違っていた。

私は、自分自身が 優しくなれる相手と一緒にいたい。
自然と 相手のことを思いやれるような、
自分を少し犠牲にすることができるような、
見返りなんて 少しもいらないと思えるような、
そんなふうに思える相手と一緒にいたい。

そういうのは 相性とか波長とか そういう
理屈ではない 感覚的なものなのかもしれないのだけど、
私が そんなふうに思える相手というのは、
やっぱり、その人が心に優しさを持っているからこそ、
なんじゃないかな、と思った。
そういうところを 知っているから、
自分もその人といると 心が穏やかになるのかな、
そんなふうに思う。

いちごショートケーキのいちごをゆずり合えるような
そんな人と一緒にいたいなと思う。

例えば、一緒に寝ているときに
タオルケットを 自分よりたくさん、相手にかけてあげられる、
そんな人と一緒にいたいなと思う。

やさしさ、というのは 伝染するものだと思っていて、
やさしくされると やさしくなれるし、
もらったやさしさは その相手にだけでなく、
また、違う誰かにも おすそ分けできるのだと思う。

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