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電気部品配置(シンボルプロット)の時短術-CADWe'll Tfas-

平面図のプロット図作成時にいかに時間短縮するかに命をかけているゆう@CADMANIAです。

CADWe'll Tfasのコマンドはメニューの深い階層に入っていたり、アイコンのみしかなかったりと結構奥深いCADソフトだったりします。

更にヘルプにも載ってないこともあったり(´・ω・`)

今日はCADWe'll Tfasで電気プロット図を作成するときの時短術を記事にします。

電気プロット時短術その1

通常の電気部品配置はショートカットキーで

通常の電気部品配置に使うコマンドは「電気→部品→通常配置」です。
階層が深いので右クリックメニューに入れてる方も多いと思いますが、ショートカットキーで設定した方が早いです。

私はショートカットキーを「I」で設定してます。
理由はAutoCADではinsertがブロック挿入のコマンドなので、統一させたいためです。
(複数CADを使う場合は同じようなコマンドのショートカットキーを統一させておくと暫く他のCADを使ってなくても思い出せるため)

図面にプロットしてある部品を使いまわしたいとき

コマンドは「電気→部品→図面内部品」を使います。

これも同じくショートカットキーを使うと早いです。

私はショートカットキーは「Z」を使っています。
このコマンドは他CADには見かけないものなのでshiftキーに一番近い「Z」キーに設定してます。(すぐ打ちやすいキー)

「電気→部品→図面内部品」を呼び出して、配置させたい電気部品を図面の中から選択(左クリック)→配置で配置できます。

サイズを指定している部品(分電盤とか、プルボックスとか)や「電気システムストック1→弱電→その他」の中のダイアログに入っている記号などは部面内部品コマンド使ったほうが設定済みのものを配置できるので時短になります。

履歴デスクを使って素早く部品配置

マンションの住戸のプロットなどは同じ部品を何度も使うことが多いので、「電気→部品→通常配置」のときに、システムストックから探すより履歴デスクから探した方が早く見つけられるのでおすすめです!

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※ダイアログより部品を選択すると、履歴デスクに自動的に登録し、そこから配置できるようになります。
※履歴デスクに登録される部品は、最大「64」個までです。
それ以降は、一番後ろに表示されていた部品が削除されます。

電気プロット時短術その2

補助線を使わず、相対距離コマンドを使う

相対距離コマンドはアイコンを出しておくか、右クリックメニューに入れておくのがおすすめです。(下図の一番右のアイコンが相対距離コマンドです。

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例えばダウンライトを1個配置して、その並びの1000mm先にもう1個配置したい時に補助線を描かずに配置することができます。

電気プロット時短術その3

傍記コマンド使って部品と連携

「電気→属性負荷→傍記→個別負荷」とこれまた階層が深い!コマンドですが、3路スイッチの数字の「3」とか、防水コンセントの「WP」とかは文字列で入力するよりも傍記で作っておきましょう。

部品を移動したり、削除したりする時に部品と一緒に移動してくれたり、消えてくれます。

今回は以上です。もっと見やすい、わかりやすいように今後加筆、修正しようと思ってますが今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。





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