【"支配率18%での勝利"を支える縁の下の力持ちとは?!】第13節・セルタ戦|12/15(火)5:00キックオフ
Buenas(ブエナス)!
カディス・ジャパンのマッチプレビュー担当、のぐてぃえれすです。
※「何者」なのか、自己紹介はコチラにあります
■セルタについて
今節は現地月曜日(日本時間火曜日)開催となるセルタとの一戦です。
開幕からなかなか調子が上がらず勝ち点の取りこぼしが多かったセルタですが、直近の2試合(グラナダ、アスレティック・ビルバオ)に勝利しており上向きつつある印象です。
過去2シーズンはいずれも17位でギリギリの残留を続けており、下馬評では今シーズンも厳しい戦いが予想されていますが、ラ・リーガで実績のある選手と下部組織出身の若手が揃っており、チームとして浮上のきっかけを掴み上位へ食い込むことができるのか、注目です。
■セルタの注目選手
セルタの点取り屋といえばご存知、イアゴ・アスパス選手です。
セルタの下部組織出身で2011/2012シーズンは当時セグンダ(2部)だったセルタの昇格に大きく貢献するゴールを量産。
2013年にイングランドのリバプールへ移籍、翌シーズンはセビージャへのレンタル移籍を経て、2015/2016シーズンからは再びセルタのエースストライカーとして君臨しています。
多くの得点を量産していることが証明の通り、優れたボールコントロールと決定力が持ち味でカウンターを仕掛けるスピードも持ち合わせており、FKも蹴れてPKキッカーも務めるという、文字通り彼の活躍がチームの生命線となっております。
カディスとしては如何にイアゴ・アスパス選手を抑えるかが勝利への近道となりそうです。
■セルタの注目選手(もう一人!)
年34歳となるノリート選手もセルタのキーマンです。
しかも彼、カディス県サンルーカル・デ・バラメーダ出身です(将来カディスに是非…なんて思ったり)。
バルセロナ、ベンフィカ(ポルトガル)、グラナダを経て2013/2014シーズンより現代表監督でありバルセロナB時代の指揮官であったルイス・エンリケが率いるセルタへ移籍。
3年間の在籍を経てマンチェスター・シティ(イングランド)へ移籍、2017/2018シーズンからはセビージャに加入。
2020年6月、コロナ影響によるシーズンが長引く中、ラ・リーガの特採措置で移籍期間外でしたが4シーズン振りにチームに戻ってきました。
昨シーズンのセビージャ在籍時にたまたま立ち話をする機会がありましたが「どこから来たのー?」とニコニコしながら話してくれたのが私としては印象的な優しいナイスガイでした。
左サイドからカットインでのシュートが、チームを救うゴールを生み出せるか、注目です。
その他にもデニス・スアレス選手やジェイソン・ムリージョ選手など経験ある選手を擁しつつ、ルベン・ブランコ選手、ウーゴ・マージョ選手、ブライス・メンデス選手など下部組織出身の主力選手達をうまく組み合わせた戦力はロマンを感じさせます。
あとは如何に勝ち点を現実的に稼ぐかが、見どころになるのではないでしょうか。
■カディスの注目選手
カディスの注目選手はデンマーク代表のイェンス・ヨンソン選手です。
2011/2012シーズンにデンマークのオーフスGFでプロデビュー後2016/2017シーズンよりトルコのコンヤスポルへ移籍。
今シーズンからカディスに加入して、瞬く間にスタメンに定着し、ここまで全試合に出場しております。
デンマークのユース世代の代表を経験し、2016年のリオオリンピック代表メンバーにも選出されています。
初挑戦となるラ・リーガでも持前のフィジカルを活かし、ディフェンシブミッドフィルダーとして多くの守備的タスクを担い、堅守を誇るカディスの守備に貢献しています。
ゾーンディフェンスが主体となるカディスにおいては派手さこそないものの、堅実にスペースを消し、与えられた役割をこなしている印象です。
前節のバルセロナ戦でもポゼッション18%での勝利が話題?となっていましたが、こうした陰には守備陣の奮闘が隠れていますので、カディスタの皆さんにはぜひとも彼の活躍に注目していただきたいと思います。
今節も平日の火曜早朝と早起きが続く厳しい時間帯ですが、一緒にカディスの応援をお願いします!
#Cadistasdejapon (=日本のカディスファン)も引き続きお使いいただけますと幸いです!
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