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【ナチョとの兄弟対決なるか?! がんばれフェルナンデス兄弟!】第6節・レアル・マドリー戦|10/18(日)1:30キックオフ

Buenas(ブエナス)!

カディス・ジャパンのマッチプレビュー担当、のぐてぃえれすです。

※「何者」なのか、自己紹介はコチラにあります

■レアル・マドリーと私

今回はいよいよ昨シーズンのリーグチャンピオン、レアル・マドリーとの対戦。

何を隠そうマドリディスタ(=レアル・マドリーファン)の私としては大変注目の一戦です。

今シーズン大きな補強はなく、レンタル移籍をしていた選手を復帰させるに留めたレアル・マドリー。
チームの成熟度を維持しつつ、新たに加わる選手たちがチームに勢いをもたらしてくれることに期待です。

勝利を義務付けられているこの白いクラブは今シーズンも全てのタイトル獲得を目指して戦っています。

■レアル・マドリーの注目選手

レアル・マドリーの注目選手ですが、今回は敢えて、ナチョ・フェルナンデス選手を挙げさせてください。

そう、ご存知の通り、カディスのアレックス・フェルナンデス選手の実のお兄さんです。

昨シーズンからの負傷の影響もあり、前節のエイバル戦が今期初出場となったナチョ。

チームのレジェンドたちであるラウール、グティ、カシージャス以来のチーム生え抜きの選手です。

11歳でレアル・マドリーの下部組織に加入後、弟とアレックスと共に活躍、13/14シーズンからトップチームの一員となりました。

高い戦術理解度と献身性、そしてスピードを生かした守備で、ディフェンスラインならどこでも守れるユーティリティー性が持ち味です。

右サイドバックのカルバハル・オドリオソラが揃って離脱中、同ポジションもこなせるミリトンも負傷中ということで、今回は“兄弟対決”をピッチで見られるかもしれません。

■今節のカディス注目選手

そして第6節のカディス注目選手はもちろん、アレックス・フェルナンデス選手です。

08_アレックス

元々、兄のナチョよりも将来を嘱望されており、U-19スペイン代表として出場した2011年の欧州選手権では見事に優勝を飾り、大会最優秀選手に選ばれました。

その年、下部組織所属ながらレアル・マドリーのトップチームでの試合出場も果たし輝かしい未来が待っていると誰もが期待しておりましたが、アレックスのプレーする中盤には当時カカ、エジル、ディ・マリア、カナレス、グラネロなど厚い選手層を抱えた中でチャンスを得るに至らず、エスパニョールへの移籍を決断しました。

エスパニョールでも出場機会を得ることが出来ず、レディング(当時イングランド2部)リエカ(クロアチア)へのレンタルを経てエルチェに移籍。

そして17/18シーズンにカディスに加入すると持ち前のテクニックと献身性、豊富な運動量を武器にチームの重要な選手となったのです。

昨シーズンはチームのPKキッカーも務め、41試合に出場して13ゴールを決めて充実のシーズンを過ごし、6年前のエスパニョール時代とは異なり
選手としての全盛期を迎える中、1部リーグのピッチに立っています。

■のぐてぃえれすの私的コメント

2018年のオフシーズン、アレックスと話す機会があり、彼は力強く、

「サンティアゴ・ベルナベウ(=レアル・マドリーのホームスタジアム)やカンプノウ(=バルセロナのホームスタジアム)のような大きなスタジアムで再びプレーする為にチームを昇格させたい」

と語っていたのを今でもよく覚えています。

残念ながら今回、レアル・マドリーのホームゲームはコロナの影響で無観客試合が続くことを理由に、当初想定したスケジュールを変更して改修工事が行われているサンティアゴ・ベルナベウではなく、下部組織の試合用のエスタディオ・ディ・ステファノで行われます。

ただ、奇しくもそこは、アレックスが兄のナチョと共に青春を謳歌しプロ選手への階段を駆け上がった、親しみのある“ホーム”スタジアムでの試合なのです。

今節の試合はフェルナンデス兄弟にとって特別な一戦になることは間違いありません。

願わくば2人がピッチの上で再開して、良いプレーを披露し、笑顔で試合後に談笑する姿が見られれば…なによりです。

マドリディスタでありながらカディスタも兼任している身であり、どちらの勝利を願うかは…この一戦ばかりは言及を避けさせて頂きたいと思います。

がんばれフェルナンデス兄弟!!

コロナが無ければ間違いなくマドリードにいたであろう私も、おとなしく日本から応援します。


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