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【アトレティコの注目選手は、一族代々レアル・マドリー所属のサラブレッド?!】第9節・アトレティコ・マドリー戦|11/8(日)5:00キックオフ

Buenas(ブエナス)!

カディス・ジャパンのマッチプレビュー担当、のぐてぃえれすです。

※「何者」なのか、自己紹介はコチラにあります

■アトレティコ・マドリーについて

今節は2011年12月からの長期政権を築くクラブOBのエル・チョロ(シメオネ監督の愛称)が率いる強豪、アトレティコ・マドリーとの一戦です。

今シーズン、アルバロ・モラタ選手(ユベントス)をレンタル、やトーマス・パーティー選手(アーセナル)を放出するも、ルイス・スアレス選手(元バルセロナ)ルーカス・トレイラ選手(元アーセナル)を獲得し、正式にカラスコ選手(元大連一方)とも契約を締結。

11月には更にコンドグビア選手(元バレンシア)も補強して、コロナ影響の色濃い市場でも動きを見せました。

マドリディスタの私の立場から言えば、シメオネ監督就任以降、アトレティコ・マドリーの見方は大きく変わりました

強く手堅くタフなスタイルを築き上げ、チャンピオンズリーグ決勝舞台でこそ辛勝してきましたが、リーグでは苦杯を嘗めることも増えUEFAスーパーカップでも敗戦するなど、"好敵手“としてアトレティコ・マドリーとの対戦はいつもハラハラしながら観ています。

実際、2017/2018シーズンにレアル・マドリーのホームゲーム、サンティアゴ・ベルナベウでマドリードダービーを現地観戦した際も、目の前でグリーズマン選手(現バルセロナ)に得点を決められて1-1のドローとなりました。

■アトレティコ・マドリーの注目選手

アトレティコ・マドリーの注目選手はFWジョアン・フェリックス選手です。

昨シーズン歴代4位となる1億2600万ユーロの移籍金で加入し、グリーズマン選手が背負っていた背番号7を継承し大きな期待を背負って挑みました。

序盤は期待に応える活躍を披露するも負傷離脱が多く、リーグ戦27試合出場で6ゴール1アシストと不本意な初年度となりました。

今シーズンは既に6試合で3ゴール1アシストと徐々に本領を見せ始めており、カディスとしては今節は少しお休み願いたいところですが、大きな脅威となって立ちはだかることでしょう。

■アトレティコ・マドリーの注目選手(もう一人!)

加えて、マドリディスタとしてはマルコス・ジョレンテ選手にも触れておきたいと思います。

大叔父はレアル・マドリーの名誉会長であり、レアル・マドリーでチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)5連覇を含む6度のタイトルを獲得した伝説的選手のパコ・ヘントです。

また、祖父のラモン・グロッソもレアル・マドリーで265試合の出場を誇り、リーグを7度制覇した名選手です。

父のフランシスコも1987年から1994年までレアル・マドリーに所属しリーグ3連覇を経験しており、超サラブレット家系なのです。

当然ながら私もマルコスがレアル・マドリーで大成してくれることを願い、ユース時代から注目をしていました。

2016/2017シーズンにアラベスにレンタル移籍すると、スタメンを確保しブレイクを果たしたことで、正式に2017/2018シーズンからトップチームに昇格を果たしました。

しかし、同ポジションにはジダンの寵愛を受ける絶対的な立場のカゼミロがおり、その牙城を崩すには至らず苦しい時間を過ごしていました。

そんな折、2019/2020シーズンにアトレティコ・マドリーへの移籍が決まったのです。

実は祖父のラモン・グロッソやフランシスコもアトレティコ・マドリー在籍歴があり、それが後押しとなったのかもしれません。

移籍当初は守備的ミッドフィルダーでのポジション争いに苦戦していましたが、2020年3月に前年のチャンピオンズリーグ王者のリバプールとの一戦で攻撃的ポジションとして途中出場をして大活躍

チームの逆転勝利に貢献したことを機に、攻撃的ポジションにコンバートして活躍の場を見出したのです。

彼の特徴である献身性と積極性を見抜き、正しいポジションに導いてくれたシメオネ監督の目はお見事です。

隣のクラブで活躍するのが悲しい反面、生き生きと攻撃する姿はうれしくもあり、複雑な心境で彼の活躍を眺めています。

■カディスの注目選手

カディスの注目選手は今シーズン新加入のGKレデスマ選手です。

01_レデスマ

アルゼンチンのCAロサリオ・セントラルからレンタル移籍での加入です。同チームでは2017年から守護神を務めています。

10・11月の代表戦ではアルゼンチン代表にも選出されており、確かな実力を持った選手です。

堅守を誇るカディスでは"GKのファインセーブ(=パラドン)“に頼る機会は限らていますが、それでも前節のエイバル戦、乾選手の至近距離からのヘディングシュートを防ぐなど、早くも存在感を示しています。

既に日本のカディスタには彼の熱狂的ファンもいる?とか…。

ちょんまげ姿の新守護神が堅守のカディスゴールに鍵を掛ける働きに注目です。

■のぐてぃえれすの私的コメント

2017年に新たに開場したアトレティコ・マドリーの本拠地であるワンダ・メトロポリターノは1つ、とても面白いモニュメントがあります。

歴代の所属した選手たちの名前がスタジアム前の道に埋められているのです。

日々ファンが通るその道では、クレスト型のモニュメントの綺麗度合い=ファンの人気度を示しています。

バルセロナに移籍してしまったアルダ・トゥラン選手やレアル・マドリーに移籍したウーゴ・サンチェス選手のモニュメントは踏みつけられ汚れてしまっています。

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一方、私が訪れた当時、まだ絶大な人気を誇っていたグリーズマン選手のモニュメントは一緒に写真を撮りたいファンで長蛇の列が出来ていましたが、きっと今は汚れているのでしょう…(笑)

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日本でもプレーしたチームレジェンドのフェルナンド・トーレス選手やフォルラン選手は汚れておらず、愛されているんだなと勝手に読み取りました。

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皆さんも訪問の際には是非、好きな選手のモニュメントを探してみてください。


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