【キーマンはロンドン五輪の日本戦でも出場していたあの選手!】第5節・グラナダ戦|10/5(月)1:30キックオフ
Buenas(ブエナス)!
カディス・ジャパンのマッチプレビュー担当、のぐてぃえれすです。
※「何者」なのか、自己紹介はコチラにあります
前節ビルバオ戦は二人の退場者を出しながらも、なんとか虎の子の1点を守りきり勝利しましたが、今シーズンより加入したビッグネーム、ネグレドが出場停止となってしまいました。
■グラナダについて
今節はスペインでも有数の観光地であるアルハンブラ宮殿がある地をホームとするグラナダとの一戦です。
昨シーズンはリーグを7位で終え、チーム史上初のEL(ヨーロッパリーグ)出場権を獲得(10/1に予選を突破して無事本選出場を決めました!)。
近年はプリメーラ(一部)でも下位に沈んでいたチームだけに大躍進と言えるでしょう。
今シーズン、ELと二足の草鞋となり、例年以上にタイトなスケジュールの中どう戦うかが鍵となります。
そんなグラナダの注目選手はロベルト・ソルダード選手です。
35歳のベテランはバレンシア生まれ。15歳でレアル・マドリーの下部組織に加入。
ゴールを量産し、当時チームを2部B(=3部)から2部A(=2部)への昇格に導く立役者となりました。
しかしながら怪物ロナウド、ファンニステルローイ、若き日のイグアインとのポジション争いで出場機会を得ることが出来ず、オサスナへのレンタル後、ヘタフェに移籍。
その後はダビド・ビジャの抜けたバレンシアでエースとなり、トッテナム(イングランド)、ビジャレアル、フェネルバフチェ(トルコ)を経て、2019/2020シーズンにグラナダに加入しました。
経験に裏打ちされた円熟味溢れるプレーで昨シーズンはチーム2位となるゴール数を記録。今シーズンもチームをプレーと精神面から牽引する活躍に注目です。
■今節のカディス注目選手
第5節のカディス注目はロサーノ選手です。
ホンジュラス出身で同国のオリンピアで頭角を現し18歳の時にバレンシアの下部組織に移籍。
その後バルセロナBなどを経て2019/2020シーズンよりカディスに加入しました。
持前のスピードを活かしてスペースに蹴られたロングボール目掛けて突進します。
今シーズンはネグレドが加入して、ポジション争いが激化していますが、堅守からのカウンターをスタイルにするカディスにとって彼のスピードは大きな武器の1つですので、ロサーノが出場機会を得る活躍を見せることが今シーズンのカディス躍進につながると信じています。
前節、ネグレドが退場したことで出場機会が巡ってくると思われますのでこの機会を活かせるか注目です。
実は彼、ロンドン五輪にホンジュラス代表として9番を背負い日本戦にも出場していましたが、皆さん覚えていますか?!
加えて、今シーズン新加入のルイス・ミジャ選手も注目の1人です。
ラ・リーガのファン歴が長い方は名前を聞くと彼のお父さんであるルイス・ミジャを思い浮かべるかも知れません。
お父さんはバルセロナ、レアル・マドリー、バレンシアで活躍後、スペインのユース世代のコーチを歴任しまして、2011年のU-21欧州選手権で優勝に導きました。
当時はデヘア、マタ、ティアゴ・アルカンタラ、アスピリクエタ、ムニアインらが主力。
そんな父を持つルイス・ミジャ選手は25歳にして今シーズンついにプリメーラ初挑戦。
父譲りのテクニックでカディス躍進のキーマンになることを期待しています!
■のぐてぃえれすの私的コメント
個人的には、グラナダ所属の、レアル・マドリーからレンタル移籍のヘスス・バジェホ選手にも頑張ってもらいたいところです。
サラゴサで頭角を現し、レアル・マドリー契約後はフランクフルトへレンタル移籍。
フランクフルトファンのドイツ人の知り合い曰く、「あんな若くしてクレイジーなDFは見たこといない」と絶賛していましたが、レアル・マドリー復帰後はセルヒオ・ラモスとヴァランの主力を脅かすには至らず、ケガも多く、昨シーズンに引き続きグラナダへ武者修行中です。
どうかパフォーマンスを安定させて、飛躍の1年にしてほしいものです。
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