GoogleWorkspaceにて管理されたドメインをWixで利用する

こんにちは

Wixにて弊社のホームページを制作し公開しました。
その際に、GoogleWorkspaceですでにもちいているドメイン名をWixで作成したサイトのドメインにする作業があり、とても苦労しましたのでここでまとめて起きたいと思います。

すでにGoogleWorkspaceでドメインを取得しgmail等は業務でどんどんつかっている、でもホームページはWixで制作して同じドメイン名で公開したい。新たなドメインを取得するのはお金がかかるのでもったいない。
さらに、すでに名刺でこのドメインをつかってお客さまにも案内してしまっているし。

今回の問題に出くわすシチュエーション

という場面で役にたつのではないかと思います。
GoogleWorkspace (旧Gsuits)とWixの説明は下記です。

事前に知っておくべきこと

GoogleWorkspace側での作業

まず、whoisコマンドを実行して、Wixから接続したいGoogleworkSpaceのドメインの状態を知りましょう。

$ whois cadenza-lab.com

whoisコマンドはMacであれば直接Termから実行できるはずです。またWindowsであれば、ubuntu をインストール後、下記のコマンドでwhoisをインストールするとコマンドが実行できるようになります。

$ sudo apt install whois

確認のポイントは、このコマンドの結果表示される、Registrar が GoDaddy.comなのかそうでないのかです。

作業

基本的には下記の手順を熟読して作業をおこなっていきます。まずはこちらの手順を慎重に読み込むことをおすすめします。

今回の私のサイトはGoDaddyで管理されていますので、GoDaddyの手順で説明を進めて行きます。そのほかのRegisterのかたは上記のドキュメントには手順が書いてありますのでそちらを参考にしてください。

GoogleWorkspaceで詳細なDNS設定を表示する

まず、GoogleAdminのドメインの管理へ

ドメインの管理をクリックしてください。

ドメインの管理をクリックしたあとの図

ここで、詳細を表示をクリックしてください。

詳細な表示をクリックした後の図

詳細なDNS設定をクリックしてください。

詳細な設定をクリックした後の図

ここにGoDaddyに接続するための情報が表示されています。ここで表示されている、ログイン名、パスワードを控えて、DNSコンソールにログインをクリックしてください。

GoDaddyにWixのネームサーバーを追加する

前のセクションの作業で表示されたDNSコンソールにログインします。

ログイン後のドメインマネージャの画面

DNSを管理をクリックします。

DNS管理をクリックした後の画面

なにもドメインに表示されていない場合は、該当のドメイン名を入力して検索します。
ネームサーバになにも表示されていないはずですので、変更をクリックして、WixのNSを追加します。このNSはWixの管理画面で表示されるものを入力してください。

ネームサーバーに追加

ここで変更をクリックします。

変更をクリック↓後の図

下の方のリンク自身のネームサーバーを入力(高度)をクリックします。
リスクが高い旨いろいろ書いてありますが勇気を振り絞りましょう。

自身のネームサーバーを入力する図

ここでWixのネームサーバーを入力して保存を押してください。
これでネームサーバーの追加作業を完了してください。

Wixで作業

次はWixの管理画面でDNSに接続する作業をおこないます。
設定->ドメインをクリックしてください。

設定->ドメインをクリック

ここでDNSをクリック、後はWixの画面の指示に従って作業をおこないます。

作業完了後

作業が完了するとWix管理画面にてこのような画面が表示されるはずです。

Wix管理画面にてドメイン接続の作業が終わった時の画面

この画面のメッセージによると48時間以上かからないとサイト公開のステータスにならないようですが、私たちの作業では、2時間ほどでメールアドレスに作業完了の通知がきました。

ドメイン接続完了の際、送付されるメール

失敗するとgmailがずっとあるいは接続が完了するまでの間使えなくなるリスクがあり懸念していたのですが。。。(業務で使っているメールアドレスなのでそれは最悪ですからね)そんな心配は全くなかったです。

最後の確認

初めに実行したwhoisコマンドを叩いてみましょう。Name ServerがWIXDNSに変更されていれば作業は無事に終了しています。

作業後にwhois を実行した様子

ここまでくると、作成したホームページがブラウザでドメインを叩くことで閲覧出来るはずです。

苦労もここまでです。ではこの情報を有益に使っていただければと思います。

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