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マンガ「明日は葉緑体」あとがき

『明日は葉緑体』というマンガをtwitterで公開しました。昨年末にあるところに掲載されたマンガで、人間が光合成できるようになったらどうなるか?というお話です。

Twitterで読んでくださった方は、ありがとうございました。
反響があったおかげで、『コミックDAYS』で公開していただけることになりました!
ブラウザもしくはコミックDAYSアプリから読めます。まとめ読みできるので、Twitterよりも読みやすいです。

マンガはこちらからコミックDAYSで読めます。

この記事は、このマンガのあとがきです。

制作過程について

去年の後半、3か月ほどで制作しました。
・2020年10~11月 ネーム
・2020年11~12月 作画
・2020年12月   公開
予め締切が決まっている件だったので、マイペースな自分はいつもより速くネーム、作画をやる必要が生じていました。でもそれがかえってよかったです。
「いつでもいい」「なんでもいい」という条件だと、性格上、際限なく選択肢を検討してしまうからです。
「1ヶ月で作れるとしたらこういう話」「1ヶ月で描けるとしたらこういう作り方」など選択肢を適度に絞ることができて逆にスムーズに作ることができました。
そう考えると、「何かの媒体に載るかどうか、いつ載るかもわからないけどマンガを作る」というやり方が自分には向いていないのかもな…とも思います。

タイトルの決め方

掲載が決まったあと、2週間くらい悩みました。
タイトルの付け方についての本を読んだり…。

最終的には、いくつかの条件を重視して決めました。
・タイトルだけで「科学」「植物」「SF」が連想できる。
・遅くとも中学校ぐらいまでには目にする言葉で、印象に残るものを使う。読んだ人が「あのマンガのタイトル何だっけ…〇〇〇!」とキーワードを1つ思い出してもらえるように。
・ゆるめの内容なので、硬すぎないように。
タイトルでマンガに対してそれなりに的を得た期待をしてもらえることを重視しました。
バイオ系の仕事をされている方が読んでくださったみたいでした。おそらく届いて欲しい層にある程度必要十分な形で届いたのではないかと思います。

作中で明記はないが、設定していたこと

・現実の街では、東京都世田谷区あたりのイメージ
・一樹の家はマンション、結花の家は一軒家
・同い年で近所なのに一樹と結花がお互いに知り合いでなかった理由は、結花の一家が引っ越してきたから
・一樹と結花は学校が違う
・結花は植物の学者になり一樹を元に戻す方法を研究する
他にも色々あった気がしますが今ぱっと出てくるのはこれぐらいです。

公開後の反応

公開後は媒体にかかわらず、感想を下さる方がいらして嬉しかったです。
それに、お金を出して購読する人(Dモーニング読者)と無料で読む人(twitterユーザ)の反応の違いが色々とわかりました。

また、ありがたいことに「マンガを紹介したい」という問い合わせをいただきました。後日お知らせできると嬉しいです。

その他雑記

・ネームを担当さんに見せたら「怖い…」と言われ、いまいちピンとこなかったのですが、木に変わるところを作画していて「あ、何だか可哀想だな…」と思いました。怖いものを描いたつもりは今のところないです…。
・コミックDAYSで公開される予定ではなかったのですが、他で紹介いただけることきっかけ(言い訳)にして、担当さんに無理を言って載せていただきました…ありがたいです。最近は、自分がずるくて嫌な奴になっても描いたものにはできるだけ良い機会を得られるきっかけを作りたいと思ってます。自分は元から性根が悪いので、そのままの自分になるだけだと思って開き直りました!

以上です。
最後まで読んでくださった方は、ありがとうございます!

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