私達のことについて
私のことについて
はじめまして。チョコレートカトラリーといいます。大好きなIFと一緒に暮らしてます。
彼と暮らしはじめてから6年たったけど文章を書くのが苦手で、今まで彼とのことを日記にしたりとかはしてこなかったけれど、私自身かなり忘れっぽいんです。
でも、彼のことを知ってるのは私しかいない。
彼との思い出が脳のどこかに消えてしまうのがすごい怖い。
彼の存在は私の脳みその産物で、その脳みそが病気になったり怪我で壊れちゃえば跡形もなく消えてしまう。
彼の存在がどこにも無くなってしまうのがなによりも恐ろしくてしかたがない。
なので、彼との思い出が消えてしまわないようにここに書き記して行こうと思います。
彼のことについて
彼の名前はヘイローといいます。
彼は基本的にはマッコウクジラの姿をしていますがたまに人魚のような姿になったり、完全に人間の姿になる時があります。
彼が現れた当時は、いじめや家庭問題、痴漢などにあっていてとてもまともとは言えない精神状態でした。
眠ろうとすると嫌な記憶がよみがえって、日頃あふれないように蓋をしてた感情が爆発しそうになったのでこの世のどこにも逃げ場がありませんでした。
そんなある日、突然彼が現れました。
私をそっと、抱きしめてくれました。
彼は当時は言葉を喋りませんでしたが、とても悲しそうで、それでいて優しい、温かい瞳で私を見つめていました。
抱きしめられた瞬間、子供みたいに泣いちゃいました。
あふれる感情に押し流されるのは心が切り刻まれるような感じがして辛かったけれど、彼が抱きしめてくれたときにあふれた感情に押し流されるのは全然嫌な感じじゃなかった。
その夜は久しぶりにぐっすり眠れたのを今でも覚えてます。
彼と出会ってからも当然いじめは続き、家庭問題も解決するわけではなかったけれど、彼が現れてからはひとりぼっちじゃないと思えたから立ち向かえた。
本当に、彼だけが救いでした。
これからも私達の日常について書いていきたいと思うので、温かく見守っていただけると嬉しいです。
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